極度のあがり症の克服のこと  心身相関のこと  催眠現象 福来友吉博士




読者の方からの質問にお答えしたなかで、サイトとかの実践のヒントになりそうな

ものを一部( 加筆 )編集して掲載します。









Mさん!

 記事掲載にご快諾いただき感謝します。









( 1通目 )



Mさま





はじめまして



お返事有難うございます。

小冊子などを執筆しました岡崎と申します。



> 私は極度のあがり症で悩んでます。

> 自己催眠について詳しく知りたいのですがなかなか

> 本やいい情報がありません。



そうでしたか。

どういった本やら情報をご存知で、ご実行なさいましたか?



私( 岡崎 )は、もしかしたら、あなたより詳しくないかもしれませんので・・。(^_^;)





> 何か参考になる情報を教えて頂けないでしょうか。。

>



ハンドカウンターによる自己暗示法やEFTなどもありますが

以下も参考になるかもしれないです。




セルフ・イメージを高めるための自己催眠( 暗示 )法





あるいは、小冊子に書いているように





特定意識による思考や体勢の客観化というのも役に立つかもしれません。


こういったことを練習して、決して心の奴隷( 下敷き )にならない自分を確立することです。


ちなみに





人間には、本能的で反応的な防衛反応みたいなのが組み込まれてますので

  あがらない人は、いません。



誰でもあがりますので。(^_^;)



 それが、過度になるとよくないですが・・。(^_^;)









就寝前に、重心を下げて、体勢を整え呼吸を鎮めて





   一念を込めた鏡を用いた命令暗示をしていかれたらいいかもしれません。











( あがっているとき )というのは、必ず



呼吸が浅くなって



胸が閉じて



肩が上がって





手や足は冷え

顔やら額に氣がいってのぼせてますので





 それとはまったく正反対の( 体勢や呼吸 )を



  習いになりやすい暗示に磁化されやすい・・かつ嫌でも意識水準が自然の摂理で下がる

  うとっとした「 就寝前 」とかに丹念に練習なさったらいいですよ。



 







 呼吸を深くして



  ぐっと腰を入れて( 腰を締めて )

    胸を開き



   ちょっと笑みを作って



   鏡に映った自らの眉間を見つめたら







   この体勢やらを取るだけでも









   あがりたくてもあがるのが難しくなりますよね。(^.^)





ご発展を信じています。













( 2通目 )



Mさま



岡崎です。



> ほんの1ヶ月ほど前から急に

> 本当,突然あがってしまって以来

> トラウマなのか,あがり症になってしまって…



そうでしたか・・。

ただ、裏返せば 、そういう( 些細なきっかけ )で、あがり症になったのでしたら



( 些細なきっかけ )で元の自信に溢れた充実した自分に戻れる・・ということも出来ますよね。(^.^)



 私( 岡崎 )も、あれほど氣が強かったのに

  擦り切れたようになって神経過敏になり



     これほど弱くなるのか・・というくらい弱りきったときがありましたので



 そこから、這い上がるのに、非常に大変でした。



   天風哲人ほどではありませんでしたが・・。(^_^;)







 ( 方法を知らなかったので )

  

 ちなみに、方法はサイトに具体的に書いてますから

Mさんが、類似した心身の状態なら、何らかのきっかけにはなるはずです。







> 『両手両足が重たい→暖かい……』という感じで催眠状態に入るだとか

> あと,鏡に向かって言葉をかけ続けるだとか…

> 効果ゎあるんでしょうか…?

>



 あります。(^.^)

 言葉に氣や念がこもったとき、巨大な影響が生活や心身に及ぼされます。

 



 

> 『両手両足が重たい→暖かい……』という感じで催眠状態に入るだとか



心を鎮めて、楽にし

両手、両足が重たい・・とか手足が温かい・・と意識( 氣 )を向けてつぶやくと

落ち着いてくるのは



( あがったり、うわずったりしたとき )に顕れる身体症状は





   手足の血流がよくなく冷えて



   氣がうわずると、肩に力がこもって、重心が上がります。



   額は( 重心が上がって )頭に血( 氣 )がのぼってぽーっとなり

     冷静さを失っているときに共通に顕れる症状です。





ですので



  言葉やイメージの力を行使して





  落ち着いたときに共通に顕れる身体症状を意図的につくってあげることで



  



       見えざる心を落ち着かせる方向に向けるということです。



天風述 の本を図書館で借りるなり、買うなりなさったらいいですよ。



心と身体のつながり・・

潜在意識と神経系統の関係など

深い理解が得られるはずですので・・。





> あと,最後に一つお聞きしたいのですが

> 自己催眠や他者催眠などは

> どのくらい効果が持続するのでしょうか…?

>



例えば



  自己催眠やら自己暗示を施したら、何らかの恐怖症が治りますか?

ということをお聞きになりたいのだと思いますが



  このご質問については



「  すぐによくなる場合もあれば



   なかなか効果が出ないこともあります・・。」



ということになってしまうでしょう。



  なぜなら

 何らかの恐れを心が感じているのでしたら





  「 ある種の恐怖 」という一つの力・・ベクトルが、すでに心( 潜在意識及び顕在意識領 )にあるわけで

 これに反対方向の暗示を与えたとき

   

   その力が強ければ何らかの恐怖症は治りますし

   弱ければ治りません。



   ですので



   心地いい状態にして



   強い暗示を繰り返す・・

        単純反復というのが必要です。





 ちなみに







東京帝国大学の助教授でありながら



催眠現象はもとより



念写やら透視の研究をし

 結局、公職追放されてしまった福来友吉博士の説では



「 催眠状態で与えた記憶は強く、かつ永続性を持っている 」

 

 ということをおっしゃっているようですが(^_^;)















 また



 他者催眠というのも、結局は( 自己催眠 )です。



  自分自身が、他者の暗示を容認しなければ

   暗示に磁化されたりしませんので・・。(^_^;)







安心して「 粘ること 」です。









ちなみに



巷の成功系書籍とかだと



わくわくすることをしなさい・・とか口当たりのいいことを

   書いてまして、実際に私も一部共感する部分もあるのですが







実は、私( 岡崎 )は、これとはまったく正反対の成長体験を持っています。











私自身、極度の上がり症で人前で話すなんて







  スーパーウルトラ大嫌いでしたし( ← 英語になってないですね。 )



 わくわくなんぞしませんでした。(^_^;)



  前回の日記で



  ポール・ポッツさんのことを書きましたが、当時の私は、ポッツさんより

    もっともっとがちごちに緊張しまくっていたと思います。





  スピーチなんていうのは



 不得意中の不得意でした。



キング オブ 不得意 でしたので。(^_^;)











 







 ですが





  どんどんと



 ( 環境 )が、多くの人の前で話さざるを得ない( 環境 )になっていき









  不得意ですまされない状況になぜか追い込まれることになりました。(^_^;)











  まじで、あの当時、環境( 人間関係を含めて )を呪いまくりました。(^_^;)



  なぜ、私は・・こうも苦労が続くのか・・と嘆きまくりました。(^_^;)















そうして











    毎回(^_^;)







   清水寺から飛び込む思いで、結果を出すために



     本当に、死にそうな思いで逃げずにやっていったら



 ちなみに



  このときにスピーチで役に立ったのがデール・カーネギーさんの本とかです。



( このときに、天風哲人の方法を知っていたら・・相当に



  さぞ楽だったと思いますが、残念ながら

   あれだけ、いろんなセミナーとかに行ったりしたのに
          誰も、教えてくれる人がいませんでした。

  私自身、そういった無念の思いがあるから、サイトにこってり書いているようなところがありますが・・。 )













    いつの間にか、慣れもあって   うまくなって、何百人を前にしても、あがることが少なくなっていきました。
  やがて、同じ職場のかなり年上の方からも、どうしたら、丁寧に話せるのかを助言を求められるようになりました。










   ですので







  ルートがいろいろあるんじゃないか・・と思います。



 今の環境から決して逃げない・・( 冷静になって )環境やら人間関係が教えてくれているものから学びとろうとするほうがいいかもしれません。
   

( 以上引用終わり )