これから説明することは、あくまで私の「 潜在意識観 」ですし、私はコヴィー博士の「 7つの習慣 」にも共鳴しており

 私も博士のように
★応急措置で慢性的な部分から目をそむけたもの←似たような問題が再発しやすい

★小手先のもの、付け焼刃的なもの←結局は失望してしまう方法( ノウハウ )
★単発的← 長期的な視点が欠落していて、底が浅い方法( ノウハウ )

は、好きではないし
個性主義的なテクニックよりも
自身の「 あり方 」への働きかけや「 生き方 」をどう扱うかのほうが大事だと思っています。

 そうなると結局は、奇をてらった方法ではなく( 長い目で観たら )日々の習慣を制して




人格( 自身のあり方 )へ内面化させることに行き着かざるを得ず



 毎日の弛まぬ心のお手入れや

小さな約束事を守る積み重ねや継続力( 持続力 )が大事だという結論になります。




そういう視点で私の「 潜在意識観 」や「 顕在意識と潜在意識の関係 」を解説しますね。


※潜在意識について多少知識がないと意味不明かもしれませんが



潜在意識のなかの消極的観念要素のクリーニング( お掃除 )の重要性




にも図示したように


 就寝前( A )のややうとうとした( 現実感覚がやや消失した半覚醒の
変性意識になっている )とき

 から

 枕に頭をつけるまで( B )の間に

 見たり聞いたり・・思ったり考えたりした観念活動で感じた感覚的印象


 
 及び

 枕に頭をつけて( B )から寝入るまで( C )の間の「 寝入りばな 」に
 思ったり考えたりしたこと( 無軌道・奔放な場合が多い )というものが


 潜在意識のなかを汚す印象だろうが綺麗にする印象だろうが無分別に
潜在意識層に累積されて

 


 昼間の通常の意識状態において自覚されない

意識下に沈んだ『 思わせる素である「 観念要素( Notion factor ) 」 』
になっていくということです。

また潜在意識を扱っている本とかを速読したりすると


執筆している著者も誤解しているか・・
よくわかっていないんじゃないかと思わざるを得ないような異和感を私は感じるのですが

( 私が誤解しているかもしれないんですが )

就寝前のうとうとしたときの「 思い 」や寝入りばなの野放図で無軌道に
なりがちな「 思い 」は、あなたが、その思いを「 自覚 」できる限りにおいて
は「 昼間には自覚されない潜在意識からの観念 」が浮上しやすくなっているとは言え

 それは

どこまでも「 顕在意識 」で自覚できる「 思い 」です。



言い換えれば

「 自我で自覚できる心的活動 」において「 顕在意識の領域で浮かんでくる思い
 」です。

寝入りばなの思いだろうが( 意識水準が下がっているとはいえ )

あなたが自覚することができれば 寝入りばなの思いも

「 顕在( 実在 )意識のなか( 領域 )で浮かんでくる思い 」です。

( 昼間には潜在して水没していて自覚できなかった思い( 潜在意識のなかの思い:観念要素 )
を自覚しやすくなっていると言うことです。 )

潜在意識というのは、実在意識で( 自我で )自覚できないから潜在された意識
( 潜在意識 )と言えます。

 就寝前や寝入りばなは、現実感覚が消失して自我境界線が薄れ( 意識水準が下がって )
奥底の思いを自覚できる範囲が拡大しているということです。




しかし

 昼間の通常の意識状態において



 就寝前のうとうとしたときの思い( X1 )や


 寝入りばなの思い( X2 )というのは

 抗暗示障壁が消失して被暗示性が高まった心的状態であり

 昼間には、意識を下げようと意志しても下がらない心の場( 昼間の通常意識から観れば潜在意識の心の場・層 )に

 あなたがいるということです。

  ※うとうとしているときやとろんとしているときは、現実感覚が薄れるのが、その証拠です。




 だから


 そういう( 就寝前や寝入りばなの )深い心の場にいるときに強烈に思念( 感謝念 )を反復したことは


 昼間の通常意識での


 自覚されない潜在意識レベルの心的活動として



意識下に沈んだ「 思考原料( X1、X2 )」として累積されて顕在意識に
供給されふっと感謝を感じやすくなるということです。

 もちろん、昼間の思いや( 行動することで )体験したことも「 思考原料( 観念要素 ) 」になりますが・・。


 例えば

職場の人間関係改善法   7つの習慣の天風哲学的人間関係改善応用法 

にも詳述したように

 三忽( 忽怒、忽怖、忽悲 )を実行できたり

 感謝主体で感謝を深くして

  正直と親切、愉快な氣持ちを保持するようにして

  情け深い思いやりを出すことに努力し
 

泣き言や弱音を吐かず、鼓舞激励する言葉を使うように努力すると


 そういうふうに過ごせた一連の体験が

 「 積極的な観念要素 」として潜在意識領域( 潜在記憶倉庫 )に蓄積されるということです。

 そのなかで( 通常意識で )自覚し思い出せるものは、「 顕在記憶 」に入って「 積極観念 」になり

 

 思い出せないものは、潜在意識領域( 潜在記憶倉庫 )に「 積極的な観念要素 」として蓄積されるということです。



 こういうこと( 三忽三行 )が実行できれば、何となく心が嬉しさや清々しさを感じることも「 証拠 」になるかと思います。


 ※上記とは正反対のことを行えば、心が氣咎めして不愉快になることからも




 思い出せない「 消極的な観念要素 」として潜在意識領域( 潜在記憶倉庫 )に体験の玉として全て蓄積されるということです。




 しかし

 

 就寝前から寝入りばなの思いは、「 昼間の行動に( 甚大な )影響を与え 」特に思考原料として強い影響力があるため
最初の一歩として丁寧に扱う必要があると言うことです。




 
伝わっているかはわかりませんし、あくまで私の体験上の主観的見解であり



この「 観方 」が正解かは私もわかりませんので、ご自身で「 実践して 」
確かめてみてくださいね。

 ※ちなみに私の場合は、「 完全には 」( 三忽三行 )が実行できていないと思います。
  こういうことを知って努力することで、三忽が減って三行の体験が優勢になったことは間違いないですが・・。



 また



 
通常の意識ではない

現実感覚が消失した変容した心( こころ )・・そして自我の状態については




「 変性意識( ASC )状態 」として扱われて


いろんな解釈がなされていて研究もされていますね。



 被験者を弛緩させることで被暗示性の高い心的状態にした「 催眠状態 」
という心の状態や


 座禅などで雑念妄念( 妄雑念 )を掃蕩し清澄な心的境涯( 心の状態 )に
自我を誘おうとするものもあります。

あるいは

「 運のよくなる自助努力的日常心得 」


のサイド・バーにも記述したように

ブレイン・マシンの光刺激や音刺激で、あなたの「 お道具 」の脳を強制同調
させて脳波をミッドα波やシータ波に調律させて

脳の上位機関である、あなたのお道具の「 こころ 」の意識( 自我 )水準を
下げるものもありますね。

 いま味わっている意識の奥の自覚されない心的活動である潜在意識や「 自覚され
ない識閾下の領域 」についても、さまざまな解釈が施されて研究されています。

 私は、フロイトやユングが定義した「 潜在意識 」というものを否定しませんが



 学術的なものではなく

天風哲学的な観方がベースにありますので

天風先生のように


 実践的で

  具体的で

 高尚なんだけど、見かけは高尚でなく( 笑 )

結果オーライ主義( ←結果が出ればそれでいいんじゃないという軽いノリ( 笑 )

誰もが

( 自助努力的に )活用できる方法として



生活に役立つものとして「 潜在意識 」を捉えるための実験検証をしています。


 ですので

 私が描いて「 定義 」している「 潜在意識観 」は、あなたがよくお読みになっていらっしゃる
著者の「 潜在意識観 」とは相容れないかもしれません。

 私の「 捉え方 」が間違っているかもしれませんので、前述したように継続的
に実践してあなたの生活体験で確かめてみてくださいね。( 笑 )

( 参考記事 )



夢を叶える宝地図のこと・・ちょっとした秘訣
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 この宝地図・・有名ですが・・うまくいく方とうまくいかない方・・思いっきりワカレルようでして・・・私も原因がよくわかりません。

  ↓ ↓ ↓
願望実現のパターン 潜在意識が活性化すると 無意識の活用と自己実現

  
 何れにしろ・・どんな能力開発やら自己啓発の学習をするにしろ・・
  心のお手入れといいますか  
   潜在意識のクレンジングが重要というのは・・非常に痛感します。  
   

宝地図の実現力を高める方法 自己実現( 願望実現 )・・自己啓発のためのテープ学習
     とかも参考になるかもしれません。

欲する事柄をグングン引き寄せる・・習慣化のための日常心得

 上記をベースに・・ご自身のライフスタイルやら
  好みに応じて・・それぞれアレンジ為さってもいいかと思います。




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