実践研究すればするほど、中村天風というおじさん( ←敬意を込めて )の
解明した方法は
合理的でありつつ
具体的で
簡単で
秩序的に効果が加算し累積されるように体系化されているというのを感じます。
例えば
自己催眠法のひとつであり
心と体をつないでいる
神経系統のうち自律神経の働きのバランスを回復させる心理的な治療法の開発と
体系化( 標準化 )・・長じてはセルフ・コントーロールする力を高める方法に執念を燃やした
シュルツという方の自律訓練法も( 天風という方の方法論で )統合・融合
できてしまうのでは?と私は思っています。
この記事をお読みのあなただったら世界的に普及している自律訓練法は
百も承知していますよね。
簡単に解説すると
シュルツは精神科医で
催眠誘導を施術しているときに
心身が弛緩し催眠誘導された人の腕や足に
★重たい感じ
★ぽかぽかとしたほんのり温かい感じ
あるいは
★なんとなく手のけだるさを感じるというような状態やら
★腕や足が硬直した感じ( カタレプシー )が出てきたり
という身体の生理的な変化が現実に報告されるという( 事実 )を発見しました。
この身体感覚( 生理変化 )が、感じとして出てくることをシュルツは、心が
暗示を受け入れ浸透されやすい催眠状態になっている「 目安( 兆候 )徴 」
としたと言うことも出来るでしょう。続きを読む