新型コロナウィルスの治療薬について( レムデシビルによる治療 )



新型コロナウィルスはSarsの近縁で似た性質を持ち
感染力も強い。

厄介なのは

同じく対症療法しか今のところ手がないSarsの場合は

潜伏期間も2日程度で短く潜伏期間中は感染させる力がなかったという事実があるが


新型コロナウィルスの場合は潜伏期間が14日と長く
無症状でも感染させる力があり感染力も強いということ。

( 新型コロナウィルスによる無症状感染については
 1月24日に出された英医学雑誌のランセットの論文もある )

発生源である中国の武漢市はもちろん
上海市や北京市のゴーストタウン化を
画像などで見ると思わずひくレベルです。

東京都並の人口の武漢市のような大都市を封鎖し
上海市や北京市などの移動制限をしても未だに制圧の兆しすらない
という事実もあります。
( 私は中国の大本営発表はあまりと言いますかほとんど信じていません )

さらによくないことには真偽検証は、はっきりできてないし
ファクトチェック・サイトでは否定されてるものの
人工編集されたウィルスが漏洩して広まったという疑いも
ファクトチェック記事のソースやその他の論文を読んでも晴れないところもあります。

そういうのもあるので

決して安易に考えるべきではなくファクトを見据えて
危機意識を持つほうが妥当であり

現状では治療薬のないSARS類似の重症感染症
かつ、たとえ軽症で済んでも予後のことも含めて
未知のウィルスについての事実、実態が明らかになって
医学的所見に基づく知見がきちんと固まるまで

決して油断はできない・・中国の大本営発表は鵜呑みにしない

軽症者が抗体を獲得して、そういう方が増えることで
爆発的感染をブロックするという考えの元での
常識的な防疫対策のやり方自体も事実が解明されるに応じて柔軟に対応しないと危ういです。

なぜなら、今回の新型コロナウィルスは

WHOの予想をことごとく裏切り
日本の厚労省の専門家の見解や常識をもことごとく覆しています。

例 WHOは台湾から警告されてたにもかかわらず
   人から人への感染は確認できないとしていたのに感染し

 感染力はインフルエンザより弱いというような事を語っていたのに実際は感染爆発

厚生省の専門家も不顕性感染者はウィルスを排出しないから感染しない
症状のない人からの感染はないとしてたのに感染している( 想定外との見解 


こういった例示をするまでもなく、これまでの常識を覆すようなことになっており

今のところ泥縄みたいな対策にならざるを得なくなってるのが今回の新型コロナウィルスです。


実際に、これまでの常識が通じないという事実があるから

従来の方法が通用するという前提から改めないと綱渡りで危うい、

というような認識を心の隅に置いて

自己防衛に努めていくほうがよいと思っています。



ただ、それだと暗くなるばかりでして

( 実際に私自身が1月末から2月初旬くらいに、
こりゃあかんとブルーとメロウが止まらず・・になりかけたわけでして )

心の余裕が生まれないと思いますので



治療に有効な薬の模索がされて効きそうなものも発見され検討されている
たとえ今回の新型コロナウィルスにADE活性という厄介な性質があって、ごく僅かの確率で、条件が揃うと重症化する恐れがあったとしても特効薬ができる可能性もある

という記事を書こうと思います。

有効な治療薬がない中で試されているのは

「 レムデシビル 」という薬

この薬はエボラ出血熱の治療向けに開発したのですが

エボラの治療薬としては、ほとんど失敗といいますか
あまりうまくいかなかったとされる治験薬です。


この薬が中国で検討されるようになったのは


アメリカで新型肺炎として一番最初に罹患し、検査陽性として判定された患者が
劇的に症状が改善したことがきっかけのようです。

経緯を簡単に説明すると

アメリカの35歳の男性が新型コロナウィルスに罹患し
従来治療では治療の手を尽くしても日に日に状態が悪くなっていったので

「コンパッショネート・ユース」(”compassionate use”)

所謂´人道的使用´

生命に関わる疾患を有する患者の救済を目的として
代替療法がない等の限定的状況において
未承認薬の使用を認める制度でアメリカやヨーロッパで認められている特例措置を使い

未承認薬の一つであるレムデシビル(GS-5734)を投与したところ

たった1日で顕著に症状がよくなったという症例がきっかけです。

日本でも、この新型コロナウィルスに感染している方が増えているので
不安を覚えてる方も多いと思います。

比較試験が行われたわけではないし本当にレムデシビルが効いたか?その有効性の確認ができているわけではありませんが
こういう回復事例は何か明るい希望になるのではないか?と思いましたので

発症から回復に至った治癒例(の論文)を翻訳して引用紹介してみます。



( 以下抜粋引用 )

https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2001191?query=featured_home

※翻訳ソフトを活用して意訳もしてるとこがあるのでご注意ください。(;^_^A


First Case of 2019 Novel Coronavirus in the United States
( アメリカにおける新型コロナウイルスの最初の症例について )


Michelle L. Holshue, M.P.H., Chas DeBolt, M.P.H., Scott Lindquist, M.D., Kathy H. Lofy, M.D., John Wiesman, Dr.P.H., Hollianne Bruce, M.P.H., Christopher Spitters, M.D., Keith Ericson, P.A.-C., Sara Wilkerson, M.N., Ahmet Tural, M.D., George Diaz, M.D., Amanda Cohn, M.D., et al., for the Washington State 2019-nCoV Case Investigation Team*


Summary


An outbreak of novel coronavirus (2019-nCoV) that began in Wuhan, China, has spread rapidly, with cases now confirmed in multiple countries. We report the first case of 2019-nCoV infection confirmed in the United States and describe the identification, diagnosis, clinical course, and management of the case, including the patient’s initial mild symptoms at presentation with progression to pneumonia on day 9 of illness. This case highlights the importance of close coordination between clinicians and public health authorities at the local, state, and federal levels, as well as the need for rapid dissemination of clinical information related to the care of patients with this emerging infection.


中国の武漢市から始まった新型コロナウイルス(2019-nCoV)の発生は
急激に流行し、現在では複数の国で症例が確認されています。


この報告はアメリカで確認された最初の新型コロナウイルス感染例です。

病発症後9日目に肺炎に進行した患者の最初の軽度の症状を含む症例の識別、
診断、臨床の経過等について説明します。

この事例は地方、州、および連邦レベルでの臨床医と公衆衛生当局間の緊密な連携の重要性
ならびに、この新たな感染症の患者の治癒に関する臨床情報の迅速な普及の必要性にも言及しています。




症例報告

2020年1月19日、35歳の男性が、ワシントン州スノホミッシュ郡の救急治療クリニックに来院しました。

 咳と主観的な発熱の4日間の病歴がありました。

 患者は待合室でマスクを着用していました。
 約20分待った後、彼は診察室に連れて行かれ診察を受けました。

 彼は、1月15日に中国武漢市の家族を訪ねて
 ワシントン州に戻ったことを申告しました。

 患者は、米国疾病対策予防センター(CDC)から
 中国での新型コロナウイルスの発生に関する健康警告を見たと述べており、
 彼の症状から医師に相談することになりました。

図1.
2020年1月19日(病気4日目)の前胸部および外側胸部X線写真。

高トリグリセリド血症の病歴とは別に、患者は他の点では健康な非喫煙者でした。

身体検査では、患者が周囲の空気を呼吸している間、体温37.2°C、
血圧134/87 mm Hg、脈拍110拍/分、呼吸数16呼吸/分、酸素飽和度96%でした。

胸部X線撮影が行われましたが、異常がないことが報告されました(図1)。

インフルエンザAおよびBの迅速な核酸増幅試験(NAAT)は陰性でした。

( 中略 )
鼻咽頭における検体採取により鼻咽頭スワブ標本が入手され、
NAATによるウイルス性呼吸器病原体の遺伝子の検出に送られました。

これは、インフルエンザAおよびB、パラインフルエンザ、
呼吸器合胞体ウイルス、ライノウイルス、アデノウイルス、
およびヒトに病気を引き起こすことが知られている4つの一般的なコロナウイルス株
(HKU1、NL63、229E、およびOC43を含む) )の判定検出を含む。

患者の旅行歴を考慮して、地元および州の保健部門に直ちに通知されました。

ワシントンの保健省は、緊急医療臨床医と一緒にCDC緊急作戦センターに通知しました。

患者は、武漢の海鮮市場で時間を過ごしておらず、
中国への旅行中に病人と接触した覚えはないと報告しましたが、
CDCスタッフは、現在のCDCに基づいて2019-nCoVについて
患者を検査する必要性に同意しガイダンスに従って

血清および鼻咽頭および中咽頭の綿棒検体も収集採取されました。

検体採取後、患者は地元の保健部門による積極的な監視の下、自宅隔離に退院しました。

2020年1月20日、CDCは、リアルタイム逆転写酵素ポリメラーゼ連鎖反応(rRT-PCR)アッセイにより、患者の鼻咽頭スワブと中咽頭スワブが2019-nCoVで陽性を示したことを確認しました。

CDCの主題専門家、州および地方の保健当局、救急医療サービス、病院の指導部およびスタッフと連携して、患者は臨床観察のためにプロビデンス地域医療センターの空中隔離ユニットに入院し、医療従事者はCDCを追跡しました。

( 中略 )

入院時に、患者は持続性の乾いた咳と吐き気と嘔吐の2日間の病歴を報告しました。

彼は息切れや胸痛がなかったと報告しています。

( 中略 )



図2.
2020年1月16日から1月30日までの病気の日と入院の日による症状と最高体温

入院2日目から5日目(病気の6日目から9日目)に、頻脈を伴う断続的な発熱の発生を除き、
患者はほぼ安定したままでした(図2)。

患者は咳をし続け、疲労しているように見えました。

病院の2日目の午後、患者は腹部不快感、軟便がありました。
この糞便のサンプルは、追加の呼吸器検体(鼻咽頭および中咽頭)および血清とともに、
rRT-PCRテストのために収集されました。

便と両方の呼吸器検体は、2019-nCoVのrRT-PCRで陽性と判定されましたが、
血清は陰性のままでした。

( 中略 )
この期間中の治療は4時間ごとに650 mgのアセトアミノフェンと
6時間ごとに600 mgのイブプロフェンからなる解熱療法を受けました。

彼はまた、入院の最初の6日間に咳を継続するために600 mgのグアイフェネシンと
約6リットルの生理食塩水を投与されました。

表1.
臨床検査結果。

患者隔離ユニットの性質により、最初はポイントオブケアの臨床検査のみが許可されていました。
3日目と5日目(病気7日目と9日目)の検査結果は、白血球減少症、軽度の血小板減少症、クレアチンキナーゼの上昇を反映しています(表1)。さらに、肝機能の測定値に変更がありました。

アルカリホスファターゼ(1リットルあたり68 U)、アラニンアミノトランスフェラーゼ(1リットルあたり105 U)、アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(1リットルあたり77 U)、および乳酸デヒドロゲナーゼ(1リットルあたり465 U)のレベルは入院5日目にすべて上昇した。
患者の再発熱を考えると、4日目に血液培養が得られました。

これらは現在まで成長を示していません。

図3.
2020年1月22日(病気7日目、病院3日目)の前胸部および側面胸部X線写真。

図4.
2020年1月24日の前胸部後部レントゲン写真(病気9日目、病院5日目)。

病院の3日目(病気の7日目)に撮影された胸部レントゲン写真は、浸潤または異常の証拠を示さないと報告されました(図3)。しかし、病院5日目の夜(病気の9日目)からの2番目の胸部X線写真は、左肺の下葉に肺炎の証拠を示しました(図4)。これらのX線所見は、病院の5日目の夕方から始まる呼吸状態の変化と一致し、パルスオキシメトリーで測定される患者の酸素飽和度値は、周囲の空気を呼吸している間に90%まで低下しました。

6日目に、患者は1分あたり2リットルで鼻カニューレによって送達された酸素補給を開始しました。臨床像の変化と院内肺炎への懸念を考慮して、バンコマイシン(1750 mgの投与量に続いて1 gを8時間ごとに静脈内投与)およびセフェピム(8時間ごとに静脈内投与)による治療を開始しました。

図5.
2020年1月26日の前後胸部X線写真(病気10日、病院6日目)。

病院の6日目(病気の10日目)に、4番目の胸部X線写真は、両方の肺に基底基底の筋状混濁を示し、非定型肺炎と一致する所見を示し(図5)、聴診で両方の肺に細かいラレが認められました。

X線写真の所見、酸素補給の管理の決定、患者の継続中の発熱、複数の部位での永続的な陽性2019-nCoV RNA、およびX線写真肺炎の発症と一致する期間における重度肺炎3,4の発症の報告。


この患者では、臨床医は、抗ウイルス療法の研究のコンパショネートネート使用を導入しました。

静脈内レムデシビルによる治療(開発中の新規ヌクレオチド類似体プロドラッグ10,11)は
7日目の夕方に開始され、注入に関連する有害事象は観察されませんでした。

バンコマイシンは7日目の夕方に中止され、セフェピムはメチシリン耐性黄色ブドウ球菌の連続陰性プロカルシトニンレベルと陰性PCR検査の翌日に中止されました。

病院の8日目(病気の12日目)に、患者の臨床状態は改善しました。

酸素補給は中止され、彼が周囲の空気を呼吸している間に彼の酸素飽和度は94から96%に改善されました。以前の両側性の低葉ラレはもはや存在していませんでした。

彼の食欲は改善し、断続的な乾いた咳と鼻漏を除いて無症候性でした。

2020年1月30日現在、患者は入院したままです。
彼に熱はなく重症度が低下している咳を除いて、すべての症状は解消しました。

( ここまで )

中国国家薬品監督管理局においても
2月5日、「レムデシビル(Remdesivir)」を用いた薬の第3相試験を承認しているそうです。

臨床試験の責任者ツァオ・ビン氏によると、in vitro試験(試験管内試験)では、
レムデシビルが新型コロナウイルスの増殖を抑えるのに効果的であることも示されています。

中国武漢市の病院での臨床試験には、重体の患者を含む761人が参加する見込みだとか。
引用
この薬も投与者の一部に下痢など胃腸系の副作用が認められるなどもあったようですが

とにもかくにも一刻も早く治療法が確立し収束に向かったらよいと願っています。

なおレムデシビルの活性型であるGS-441524はネコちゃんの不治の病とされている
猫コロナウイルスで発症する猫伝染性腹膜炎
これはADE(抗体依存性感染増強)により重症化するネコにとっての不治の病ですが
( 参考 )
この不治の病についても、まだ臨床段階とはいえ
60%以上で瀕死の状態から治しています。


GSー441524の安全性と有効性

この際ネコちゃんの不治の病を治すのと並行して
万一、今回の新型コロナウィルスがADE活性があった時にも備えて臨床研究がガンガン進めばいいと思っています。


 

PS

マスクは、しないよりしたほうが良いと思うし( 自己防衛でリスクを少し下げ他人にうつすリスクを若干減らせるという意味でも )

70%以上の消毒用アルコールで帰宅後は必ず手に刷り込んで除菌

空気の籠った密閉空間や人込みを極力避けるのはやったほうが良いと思っています。


また
 弱アルカリ性食品についても有効性は確認されていませんがプラシーボ作用も期待し
血液を弱アルカリ性にし脂溶性ビタミンを多く含む緑黄色野菜や抗酸化食品( カロテン類、ビタミンC,D,Eを豊富に含む食品 )を普段より少し多めにとりながらも、よく噛んで食べて腹八分
 梅干し、赤紫蘇、ウコンなど
血液を作る腸の力を強くする発酵食品も普段より多めにする
( 減塩味噌、納豆、ケフィアやビフィズス菌ヨーグルト )
※ビタミンCやビタミンDが新型コロナに有効か否かの論文は出てませんが総合感冒対策のプラシーボ作用も期待し
( ビタミンCなんて嘘ノウソ 参考動画 )

サプリなどもビタミンCビタミンD ( +ビタミンDを増やすのに朝日を浴びる )
スーパーフードとされているスピレン普段より少し余分にとる
 
  

体温を上げる生姜、日本山人参、葛根湯などで冷え予防

感冒に罹るリスクを少しでも減らすとされる緑茶、柿茶などを普段よりよく飲み
緑茶や重曹でうがいをする


参考記事 緑茶摂取と肺炎死亡リスク

普段より、感謝してよく噛んで唾液分泌を促し、さらに丁寧な口腔ケア
   ( 参考記事 重曹うがいの参考記事 )といったことも


コロナウィルスをひっくるめた´ かぜ症候群の原因となるウイルスによって
風邪に罹るリスクを少し減らす可能性がある ´という意味で

割と簡単にできるかもしれません。

( 尤も今回の新型コロナウィルスをかぜ症候群の原因となるウイルスの
インフルエンザウイルス、ライノウイルス、コロナウイルス
RSウイルスなどと同列に扱ってよいのか?というのがあり、
専門家の方からお叱りを受けけそうで説得力に欠けますが(;^_^A
やらんよりはいいでしょう・・というスタンスです )

さらには医者がサジを投げたような病でも、心の持ちようが積極だと
周りが、びっくりするくらいもち直したりするのは事実・・

ですから精神状態を強く尊く颯爽溌溂、恬淡とした積極状態にする
心身統一法を普段より熱心に実践する

こういったことが対策になると思っていますが



私が、ここ10年で最もよく読んでいる本である「 人間の永遠の探求 」という
インドのヨガ聖者の執筆した本から、完全に予防は無理でも
感染症にかかるリスクを減らす方法も抜粋しておきましたので
興味のある方は、参考にしてください。
  ↓ ↓ ↓
インドのヨギの本から学ぶ感染症にかかりにくくする方法の抜粋