サイト等を実践なさっている方から、本来のクンバハカが出来ると
虎やらの猛獣も黙らせるというのは本当ですか?
到底信じられません!という質問みたいなのもありました。
確かに虎は( 観方によっては大きな猫ですけど )怖いですよね。
黄色と黒の縦縞というのは、その模様を見るだけで
深いところで危険を感じ、ぶりばりアドレナリンが出ますよね。
ベンガル虎の怖さ You Tube動画
その一方で
客観的な証明できる証拠がないですが
まことしやかに伝承として言い伝えられているからきっと真実なのでしょう。
獰猛な虎も猫みたいに出来る人間が江戸と言われていた時代に実際に實在していたのは、
( 本当 )のようです。
その方は
このメルマガ記事をお読みのあなたも何度も食したであろう
お茶の間でもお馴染みである
「 沢庵漬け 」の考案者としても有名な沢庵和尚という偉いお坊さまです。
本当に「 沢庵漬け 」の考案者かどうかは諸説はあるらしいですけど。
↓ ↓ ↓
沢庵漬けと沢庵和尚
言い伝えられている話を要約すると
沢庵和尚( 当時50歳位 )は
虎の檻に入ってみよ!と将軍家光( 当時20歳位 )に命じられて
檻に入って行ったら
虎が飼い馴らした人懐っこいネコみたいになったらしいです。
もうちょっと前後の状況を詳しく書いてみましょう。
詳しくは
これまたイワンの馬鹿の如くに読むことを薦めている
「 心に成功の炎を 」( 日本経営合理化協会 中村天風述 )をご覧ください。
以下の「 猫の妙術 」というページも参考になるかもしれません。
「 猫の妙術 」という一節は、昔は海軍兵術学校のテキストにも使われていたそうです。
ただし
山岡鉄舟という剣の達人は
門下生に秘伝書を開示して何でも見せて研究させていたらしいですが
この「 猫の妙術 」だけは( 門下生の誤読、曲解 )を恐れて見せなかったのだとか。
今月( 2010年11月 )行われている九州場所( 福岡国際センター)において
横綱 白鳳の連勝記録が
先日、残念ながら63でストップしてしまいましたよね。
白鳳が挑んでいた記録は69(連勝)ですが
その記録を打ち立てた双葉山関が70連勝を目前にして敗れた際
知人に「 イマダ モッケイタリエズ フタバ 」と電報を打ったらしいです。
( ちなみに電報を打った相手、知人は思想家の安岡正篤氏とされています )
猫の妙術
ちょっぴり脱線してしまいましたので、沢庵禅師のエピソードに戻りますね。
三代将軍 家光が即位したての頃 朝鮮王朝から
家光将軍に虎がプレゼントされたことがあったそうです。
( 多分20歳前後くらい )
虎を貰った家光は、元々気性が荒い人間
それに
このとき家光は、まだ20歳くらいで
虎という生き物を人生で初めて見て
喜び興奮しまくって舞い上がってしまい
獰猛な犬を( 虎の檻のなかに )入れて
獰猛な犬すらアッと言う間に虎の餌食になって食い殺されるのを見物して愉しんでいたのだとか。
( 今だったら、動物虐待で、すぐに訴えられて捕まってしまうようなことでして
家光将軍は変態としか言いようがありません。
こんな変態人間が後に名君とまで言われるようになるのだから
春日局やら沢庵禅師等の
( 温かく見守る乳母や優れた師匠等の「 人 」 )に恵まれたからと言うことでしょうか?!(汗 )
それはさておき
虎に犬をけしかけて食い殺されるのを見物するというのも見飽きてしまい
つまらないので
今度は( あろうことか )
人間を虎の檻のなかに入れよう・・という( とんでもない )話に発展したそうです。
( 今だったら、考えられないことですが )
で
虎の檻に入れる人間を誰にしようか考えたとき
いつも剣の稽古で引っ叩かれる剣の達人の柳生但馬守と(汗
( ちなみに史実から柳生但馬の守も沢庵和尚と同じく虎の檻に入ったのは
当時50歳くらいと推定できます )
お坊さまの沢庵禅師( 当時50歳くらい )が
ふいっと心に思い浮かんだそうです。
ちなみに
沢庵禅師については
将軍 家光は
深く尊敬していた祖父の家康公に
(沢庵)和尚はとーーてつもなく偉い方だから
お坊は禅師からよく学ぶようにと
少年の頃から
強く諭されていたらしいですが
実際のところ沢庵禅師は、偉いのか馬鹿なのかよくわからない
( つかみどころのない )禅僧の沢庵和尚に
( この際だから )入るように命令してみようと( あらかじめ )決めていたのだとか。
で
但馬守は木剣一本で檻に入ったそうですが
虎は牙を剥いて凄まじい形相で怒り
今にも飛びかからんというような勢いだったらしいです。
ですが
但馬の守の発する気勢( 気合 )に圧されて
但馬守が一歩一歩ジリジリ前へ進み
見えない何かに押されるように
それに応じて虎が、但馬の守のオーラというか見えざる雰囲気というか迫力に気圧されて
ジリジリジリジリ後退していき
とうとう檻の隅っこに追いやって
やっと「 勝負あった!もうよい! 」という御声がかかって
但馬の守は檻を出ることになったそうですが
そうはいっても但馬守、、相手は野獣でして、まだまだ真剣勝負は続いて
隅に追いやった虎と視線を決して逸らせませんし、背を向けず
同じ姿勢のままジリジリと後退して、気を逸らさず
やーーーっとのことで檻の外に出たときは大汗ぐっしょり・・脂汗をだらだら流していたのだとか。
( 命懸けの勝負、、というようなことになっていたのですから、当然ですよね )
で
但馬の守が虎の檻に入って出る一部始終の「 出来事 」( イベント )が終わった後
檻の中に入った、でかーーい虎を前にして
家光将軍の前に
ずらりと並んだ並み居る屈強の家来たちは
誰が但馬の守の( 次に )あの檻に入ることを命じられるのだろうか・・と
ビビりまくって戦々兢々としているなかで
次に家光将軍から指名されたのが
家光将軍のすぐ脇にいた
沢庵禅師、( その人 )だったそうです。
沢庵和尚は
刀も何も持たずに手ぶら、丸腰で
まるで子供のお使いにでも行くような感じで
ぶーらぶらしながら虎の待つ檻に向かって入っていったそうです。
で
( 虎の )檻に入った今日が沢庵禅師の命日になるのじゃないかしらん?!と
固唾を呑んで、事の成り行きを見守っていた豪傑ぞろいのお侍さんたちは
びーーーーーーーーーーーーーっくり仰天する光景を目の当たりにしたのだとか。
なんとまあ
獰猛な虎が猫のように目を細め、喉を鳴らして
( 沢庵禅師に )ごろにゃんと甘えたのだそうです。
「 もうよい! 」という御声がかかって
檻から出る時も虎から完全に背を向けて
( 虎に背中を見せて )さっさと出たそうな。(汗
こういった摩訶不思議な結果現象が生じたということは
( これが本当なら )
沢庵禅師も違う形( ルート )で本来のクンバハカを
マスターなさっていたからではないでしょうか?
ちなみに
天風先生の場合は、
( まだ飼い馴らしていない大きな虎が3、4匹いる檻に手ぶらで入って、そのなかでも
元気のいい虎をぺしぺしと撫でたりしていたところ )
たまたま、その場に居合わせていた記者が、そういう珍しい光景を写真撮影したらしく
飼い馴らしていない大きな虎3、4匹と天風先生が一緒にいる写真まで
しっかり残っているから証拠もあるようです。
実物写真を閲覧したことはありませんが。
ところで
インドのヨガの聖者、、欧米にヨーガの真髄を伝えたパイオニア的な存在である
ヨガナンダ聖者も
( あろうことか )2mくらいありそうなでっかいワニの背中の上に乗って
にこやかに笑っている写真が残っています。
( これはYou tubeに動画が残っていまして私〔 岡崎 〕も見たことがあります )
こういった芸当が出来るのは
やはり
違うルートで本来のクンバハカを会得なさっているから出来ることなのかもしれません。
何れにしろ
クンバハカはヨーガの神髄・・のひとつで
これができている時、その人はだれからも尊敬され 本当のクンバハカができたら
猛獣をも黙らせ、なついた猫みたいに大人しくさせるというのは本当のようでして
2mくらいありそうなワニの背中の上に乗って
にこやかに笑ってワニとじゃれるヨガナンダ聖者やら(汗
天風先生や沢庵禅師のごとく
人身磁気の調和作用によって
一切の雰囲気を、心のとおりの状態に順応せしめるように自然とさせ
猛獣を飼いならした猫みたいにする・・
あるいは
「 あるヨギの自叙伝 」にも出てくる
ヨガナンダジのお師匠さまのユクテスワ大師のように
獰猛な野生のコブラを咄嗟に手なづける・・
なあんていうのは
日々倦まずたゆまず諦めず相当な修練を積まないと無理だと思いますが・・。(汗
何か動揺させられるようなショック・衝動を心が感じたら肛門をキュッと締め上げる( だけ )でも
体の抵抗力、耐久力が断然違う・・ストレス負けしなくなる・・。
ついでに気づかぬところで生命を守ってくれている大事な
自律神経( 交感神経、副交感神経系 )にもダメージを与えない・・
というのは
普通の市民の私( 岡崎 )ですらも
ここ数年来
( 病 )と名のつくものに罹って病院のお世話になってないので実感しています。
肩の力を抜いて肛門締めろ!だってさ・・
はっはーーーーーん
なーーーーーーーーーーーーーんて
お下品でレベルが低いんでしょう・・と( 以前の私のように )思ってスルーしたりせず(汗
虎も猫みたいにする本来のクンバハカでなくてもよいと言いますか(汗
にわか仕込みの( 付け焼刃 )クンバハカでもよいので
実践研鑽されたらよいのじゃないか?と私は思っています。
( 余計なお世話かもしれませんが )
「 そんな貴重な行法を
お手軽、簡単に手に入れてしまっていいのかなと思いますが・・」
という感想を頂く方もいますが
( ある意味では )本当に申し訳ないですよね。
インドとかでは
お師匠さまの下( しも )の世話をするくらいの忠誠を誓って
一生を修行に費やしてすら
お師匠さまは、一切教えない・・
あるいは
10年以上下男、下僕のように、かいがいしく仕えて
やっとひとつポツリと教えてもらえる・・というような状況のようでして(汗
行が進まない方の場合は
生涯何十年を修行に費やしても心境が高まらず生涯の幕を閉じる方もいらっしゃる・・というのは
どうやら本当のようですので。(汗
修行中のお坊さまで
お師匠さま( 言い伝えでは白隠禅師 )から
「 恐怖に際して、( 恐れを感じたら )肛門を締めよ!活力を抜けさせないようにせよ! 」
とだけ言われていて
それだけをひたすら守っていた方( 修行僧 )がいらっしゃったそうでして
江戸時代に伊勢湾で船が嵐に巻き込まれるという非常事態があったときも
「 心を揺さぶられるような事態に際して、( 恐れを感じたら )肛門を締めよ! 」ということだけが頭に閃いて
覚悟を決めて
一大事に肛門を締めること(だけ)を一念不動で守り抜いて
大きな嵐に呑まれて、そのまま気絶し
浜に打ち上げられ
大勢がお亡くなりになったなかで
一人だけ命を吹き返して助かった・・というお話( 実話 )もあるくらいです。
体の耐久力が抜群に高まるからではないでしょうか?
ちなみに
天風式クンバハカ法は
( 上腹部の力は抜きつつ )
キュッと肛門を締め上げ
力を鎮め充実させる・・
プラスアルファで
肩の力を抜くという上半身の脱力行為により
( 身体科学的に )
横隔膜を下げる行為とも連動させているので更に威力が倍増します。
最初のうちは
絶対クンバハカの練磨をするのには
就寝前の命令暗示やら起きてすぐの断定暗示でしっかりやるのは勿論
上腹部( のみぞおちの所 )に力が入りやすいかもしれませんので
( 肩の力を抜いた )左手でへそ下をぐるぐる押したりして
丹田の位置を
( 空間的に )位置確認しながら、肛門の周りをギュッと締めて力を
こもらせるようにしてもよいかもしれません。
また
骨盤の位置や傾きの矯正( 歪み矯正 )をしてあげると
絶対クンバハカや自然クンバハカの性能がまた( 以前より )違ってくるかもしれません。
ちなみに
最初のうちは、私は普通の人が知り得ないことを知ってやっている・・という
密かな優越感を弾みにしてやっていってもよいと思っています。(汗
( こういうことを書くと怒られるかもしれませんけど )
そういった優越的な思いも日々やっていくうちに消えていくと思いますので。
どっちにしろ
私のサイトはもちろん
天風先生の口述書も
具体的実際的なノウハウを教えてくださってはいますが
それですらもヒントでしかないと思います。
コメント
コメント一覧 (9)
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