速読感覚を深部に埋め込んで常態化する




読者の方から、速読感覚やら速読のメカニズムについて
ご質問があり以下のようにお答えしました。
一部編集して記事にしてみますので、速読のトレーニングの参考になれば幸いです。


( ここから )

Kさま

お返事ありがとうございます。
岡崎です。



>先日はお忙しい中データをご送付いただきありがとうございます。
>今日時間があったので速読のメカニズムについて考えていたのですが
>わからないところが多々あるため教えていただけますでしょうか?
>速読のフェーズは以下3つであるとの認識です。
>1 入力
>2 処理
>3 出力

>各フェーズで疑問に感じるところがあるため、お忙しいところ申し訳ありませんが、ご教
>示いただけますでしょうか。



私( 岡崎 )はセミナー等に参加したことは全くなく主に書籍での
独学ですので、その点はご了承ください。
本当は速読法を開発した方に質問するのが一番よいのではないかという気がしますが。






>1 入力についての疑義

>(1)速読では、一ページを大きな眼でとらえ丸ごと入力するとあります。
>これは一目で視線を動かさずに一ページの大枠と単語を全てとらえるという意味でしょ
>うか?
>それとも、岡崎様ホームページに記載では「眼を高速に動かす」と記載がありますので、
>一行一行目で順に追っていきつつ、
>一ページの全体としての構成(模様)も同時に右脳で処理できる形で取り込んでいるとの
>認識でよろしいでしょうか?




周辺視野も活性化して
( 意識水準が下がって )ギアが外れると

 視野が広がって、かつ並列感覚が出てきて

少しずつ視覚の変容( 速読に限定するなら文字やページの見え方、描かれた文字図柄に対して
感覚過敏になって、感度が増し感じ方が変わってくる )というのが生じてくるように思います。



> (2)速読の時の眼は「立体視」であるとの話をよく聞きますが、立体視の目を維持しつつ
>目を高速に動かすのは
>私にはとても難しく感じるのですが、速読の際はそうされているのでしょうか?



以前にもメルマガ( あるいは、サイトで述べたように )
あくまでも私( 岡崎 )の場合・・と言うことでしたら
立体視の目の使い方ではやっていません。
( 文字や図柄を仮想空間に浮かんだ立体として見つめ認知し直すために

 文字とかの立体視の練習はしましたけど )


> (3)立体視で見る意図は周辺視野で文字情報を取り込むことにありますでしょうか?


そういう意図もあるのかもしれませんが、立体視は、視野が広がるだけでなく
文字やら文章のパターン図柄自体を空間配置を占めて形と質感( クオリア )のある塊として
取り込む( 知覚する )力を少しずつ養うために練習するようなところがあるように思います。



>(4)↓以下岡崎様ブログの感覚ですがこれは実際にできる人でないとわからない表現か
>と思いますが、文字1字1字をこういった感覚で
>感じとり入力しているのでしょうか?また、このときに感じる感覚は言葉が持つイメージ
>も同時に感じ取って入力しているのでしょうか?
 
>※文章が図形パターンの絵として飛び込んで見えつつキーワードの象形文字自体のカタ
>チを仮想の手( 皮膚感覚 仮想の触覚 )
>で・・そのカタチ自体を階層的に さわれる感じ( さわって同時に響かせる感じ )
 >例えば 文字ひとつを例にしたら・・ □ をパッと見たときに 先っぽの4箇所のと
>がったちくちくした感じや
 >口のなかがすぽっと抜ける感じ・・


こういう感覚になるのは

 ある程度意識水準が下がって凪いで脳の回転数が上がって活性化した状態( 感覚過敏な状態 )になり
 かつ、調子のよいときだけです。

一文字一文字というより全体のページの図柄パターンと重要なキーワード( フレーズ )が
そういうふうに階層的かつ並列的に同時進行で内臓等に響く感覚です。


>2 処理についての疑義
> (5)よく速読のためのイメージトレーニングでリンゴの色や匂い肌触りなど五感を研ぎ澄
>ませるトレーニングを見るのですが速読に
>これらのトレーニングがどこで生かされるのか具体的にわかりません。
入力した文字群を>処理する際にイメージで処理するためでしょうか?
> (映像記憶のため??)




視聴香味触の五感が活性化・・特に
 視覚心象化して再現する力がいきいき活性化し

かつ

 意識水準が下がって澄んだ状態で読むと
 思い出してアウトプットする際に想起されやすくなりますので。

( リンク省略 )



> (6)顕在意識=左脳ではなく、潜在意識=右脳で処理するということが通常の読書と異なる
>ことかと思いますが、具体的にどのような
>処理プロセスが走っているのでしょうか?
>画像データとして(右脳で処理できる形として)取り込んだ1ページ毎の内容を「理解」
>するのでしょうか?
>それとも複数ページの内容をまとめて「理解」するのでしょうか?
>(=ここで左脳での「理解」は逐次的に理解ですが、右脳での処理ではどのように「分か
>る」という感覚に至るのでしょうか?)



紙芝居みたいな高速絵文字をパラパラ見せられて

達観的に著者( 書き手 )の体験や情動や思想が腑に落ちていく感覚です。


>(7)処理のフェーズでは右脳で取り入れたデータ(1ページを)左脳に渡して理解させ
>ているのでしょうか?
>それとも処理のフェーズでは右脳で全て処理され、出力の際に右脳で読み取ったデー
>タ群をまとめて左脳で理解させるのでしょか?

私の場合は、観ながら内臓等の体に響かせてわかるという感覚で
 左脳に渡すのは最後の編集、整理の段階のときですので後者です。



>3 出力についての疑義
> (8)オレンジカードの訓練は入力したものを想起しやすくする訓練という認識でよろしい
>でしょうか?



想起、再現する力だけでなく
集中力や執着を離れた有意注意力も高まるように思います。
0.5mmくらいの点でもぎゅっと見つめて瞑目し残像訓練をされてみたらよいですよ。
Kさんでしたら、こういった非常に小さな点 


たとえば以下の点


   ・ ←


でも( 残像として )長く残すことができるのじゃないか・・と思います。


上述の点のさらに中心を見つめる感覚で注視するとよいです。


( ここまで )
 

 普段の生活でトレーニングが出来るような環境の工夫も大事かもしれません。

 以前パスワード付きでPDFにした
 たった3、4ページくらいの内容のもの( 写真入り )も意外に成果が上がっています。

 

( 朝起きがけの意識水準の下がったときに、トレーニングを行なざるを得ない位置に訓練図を配置することで )




 速読感覚を深部に埋め込んで常態化するのにお役に立つかと思います。


 ちなみに


 速読をどういう局面( 場面 )で


 用いるかをイメージするのも日常生活に溶け込みやすくなって

意外に有効だったりします。