ひつこく、あるヨギの自叙伝  聖者の視点はユニーク 







読者の方からの質問にお答えしたなかで、考え方やらのヒントに

なりそうなものの一部を加筆編集して( 抜粋して )掲載します。



Tさん!記事掲載にご快諾くださり感謝します。



( ここから )



Tさま



お返事ありがとうございます。

岡崎です。





> さて、岡崎さんがやたらにプッシュしている〔していた?〕

> 「あるヨギの自叙伝」ですが、そんなにいいなら・・・と

> なんのことやらわからないままに、図書館で借りて読んでみました。

> 感想は・・・Σ(゜ェ゜(・ェ・ノ)ノ!!

> そのときの状態に見事にジャストミート!・・・。

> そのときの私は、仕事に行き詰っていてどうにも打開策が見つからず

> やらなければならないことは山のようにあるのに、手がちっとも動かない。

> それはそれはホトホト困っていました。

> そんなときに岡崎さんのブログかメルマガで「あるヨギの自叙伝」のことが

> さかんに話題に上っておりました。

> なんとなくは気になっていたものの、手を伸ばしたことで打開されるとは

> 露ほどにも思っていませんでした。

> 隙間時間を見つけては、ちょっとずつちょっとずつ惜しむかのように

> 読んでいきました。



お読みになりましたか。



「 あるヨギの自叙伝 」は、薦めるのに勇気がいる書で、

この書を理解するには、何らかのバックボーンが必要な気がしますが
この書は、「 行を完成したインドのヨーガの聖者が直接書き下ろした書 」

というのが非常にユニークで珍しいです。



一般に



    行を完成した聖者は、普通は、本を書き下ろしたりしませんので。

  

 ( 何らかの時代の要請というのがあったのではないでしょうか? )


 ただし


以前メルマガでも書きましたように





「 あるヨギの自叙伝 」「 人間の永遠の探求 」等は、キリスト教国家であるアメリカの人たちに、キリスト教の教えの真髄のところとヨガ科学の本質的一致点を知らせるために編まれたようなところがあるため、日本人の伝統、、文化背景的には、心情的に、なじみ難いところもあります。


 それに・・・



 人によっては、最初は、( 私みたいに )


   非凡な生活や超人的な能力、、常識が吹っ飛び、理知が麻痺しかねない、、

超自然的な不可思議なことにアレルギー反応を示すかもしれませんし、

   初めはわかりづらいかもしれません。

 
 ですが

天風先生の心身統一法を実践している方には

( フィットするかどうかは別にして )
読んでもらいたい本のひとつだと思っています。


それに
( 世間一般には、かなりなじみ難いこの書も )

心身統一法が、土台石兼クッション材になることで


 適度に調律されて

  心境が引き上げられて無難にソフト・ランディング( 安全着陸 )
されやすいのではないか?と思っています。


( 中略 )


私のなかでは・・

奇跡現象や神秘現象にカムフラージュさせ、ビックリさせた隙に「 本源への憧れを呼び覚まさせ

探求する意欲を湧き上がらせる超名著 」という位置づけです。


> 読めば読むほど、一行一行じっくりと味読に値する価値高い内容の連続に
>
> 夢中になっていたら、4日ほどで読了していました。

>


笑いあり涙あり、、

「 物語 」として読んでも実に面白いですよね。



( 中略 )


> 「あるヨギの自叙伝」を読んでいて、おもしろかったのは聖者にもいろいろあって

>

> 彼らとのやりとりを端から見ていて、友達気分で私も本の中に居られるようでワクワクしました^^





 そうでしたか。( 笑 )
私( 岡崎 )も興味深く思ったのは
「 あるヨギの自叙伝 」では
  ( 表面的な上辺の )判断基準では
 「 負け組 」というレッテルを貼られてもおかしくないように見える方が
かなり出てきて

  その章のヒーローあるいはヒロインとして登場して

 独自の光を放って輝いている、、というのが印象に残りました。

 天風哲人も


名著「 成功の実現 」のなかの( 第一章のあたり )で本人が主観的に、どう感じているかが大事・・ということについて言及しています。


 ちょっと強調引用してみます。



( 以下 「 成功の実現 」第1章 p17から 強調引用 )






 人間は、生存しているから生活が出来るのに

 多くの方は、生活に対する方法、肉体のことばかりを必死に追い求めている。
  見えざる生命を完全に生かすことのほうが



生活に対する方法よりも大事なことに気づいてない。


  自らの生命のなかに生きる力が増えてきて

その内容量が豊かになれば

 人生はこれさながら天馬空であって

   生きる力( 生存力 )の内容量が増えてくると

健康はもとより運命までも順風に帆をあげたような毎日が味わえれば

心に不平もおこらないし煩悶もなく、大した度外れな欲望も出ず

ひにち毎日が何ともいえない明るい恵まれた、、のどかなものに、

人がどう考えようと本人に感じられて生きられるのだから

本当の幸福というのは、これを言うめりと私は言いたい。

( ここまで )




といったことを、ご自身の生活体験から述べておられますが

「 あるヨギの自叙伝 」においても

( 世間一般の判断のモノサシでは、主に経済的な尺度から「 負け組 」というレッテルを貼られかねない方が )

 ( 人がどう考えようと )当の本人は、味わい深い生活を楽しんでいるのが
行間からにじみ出て伝わってきます。

それに
 ( 表面的な上辺の )判断尺度では

 「 勝ち組 」というレッテルを貼られているような方のなかにもインドの聖者の眼から視たら

無意識に操られた哀れな「 負け組 」として一部のお金持ちの方を見ていたり


聖者が人物を判断する際の判断基準というのは、
世間で認知されている社会通念上の常識とは全然違うのだな、、
というのを垣間見ることが出来て、とても新鮮に感じました。
( やはり、物質本位、肉体本位ではなく、魂や心の豊かさとのバランスをとることは大事だし )

私( 岡崎 )自身も、これらの書を読んで研究するうちに

成功って何だろう?と・・改めて自問自答するようになって・・・

 目標を少し軌道修正するべき衝動に駆られたくらい影響を受けました。



( 実際に、ちょっと軌道修正しました )
 

> 今後とも岡崎さんの良いと思うものは、なんでも紹介してくださいね。

> 長文、読んでいただき有難うございます。

> しばらくは「あるヨギの自叙伝」関連の本にハマりそうです。




私( 岡崎 )の場合は、単純に自分自身の描いているコンセプト

( 心身相関原理 )があって



それをきちんと体系化し
 そのコンセプトを

天風先生の心身統一行法と同じく
実証的・・かつ合理的な解説を施していたのが

 西洋( 欧米 )社会にヨーガブームをまきおこした源流中の源流のヨガナンダという方だったので

別に、スティーブ・ジョブズ氏とかの有名人が熱烈に薦めているから( ただし、英語原書 )とか・・全く関係なく

( 天風先生の心身統一行法 )同様に( 態度保留にしているところは・・そのままにしつつ )

  実践研究して自らの体験で( 体で )確かめているという所があります。

 
 ( 中略 )


私の場合・・奇跡的現象とか・・地に足がついてないように感じさせるものは好きじゃないので



表紙 2ページの写真だけで( 当時 )

思〜〜いっきり抵抗感とアレルギー反応がありました。
しかし

昨年から今年にかけて1年以上かけてヨガナンダという方の

人物研究やら思想研究、周辺研究した結果からも

ヨガナンダという方は、ここ100年くらいの近世が輩出してきた聖賢とされる方のなかでも頭二つくらい飛び抜けている感じがしますし

形而上の領域を

観念でなく体験で熟達( 体覚 )している人物

しかも常識と実務能力も兼ね備えた科学者の顔もあるのでは?、、、と思うに至っています。

少なくとも、私には( 関連書も )面白く読めましたし

私に関して言えば、

よい研究材料になり研鑽する上で肥やしと申しますか、、役立ってくれたことは確かだと思っています。



 > 今後とも岡崎さんの良いと思うものは、なんでも紹介してくださいね。

> 長文、読んでいただき有難うございます。



 「 あるヨギの自叙伝 」 以外に、

そういう根本的な領域を扱った書の例を挙げるなら



 生命の実相 携帯版 4巻 9巻、10巻等がありますので参考になるようでしたら嬉しいです。




( ここまで )

生命の実相について追記するなら

「 生命の実相 」は、天風哲人の心身相関原理から、離れたところの領域に重心を置いていて

私自身「 生命の実相 」も

正直、思いっきり態度保留にしているところもあります。

 しかし

 この本を読むことでプラシーボだけで片付けるのが困難な、、説明出来ない現象が生じたことがあるのは事実のようです。



 ちなみに

 

 谷口雅春という方は、

パラマハンサ・ヨガナンダというインドの聖者の著作も、かなり精力的に研究なさっていたのかもしれません。

  なぜなら

  ジョージ・イーストマン氏のことが「 生命の実相 」シリーズで述べられているからです。

この方( ジョージ・イーストマン氏 )は、著名人で才能にも恵まれ富豪でありながら、

主に健康上の問題から

( ご本人はどう感じていらっしゃったのかは定かではありませんが

   客観的に観る限りでは )あまり幸福ではない晩年を過ごされていまして

  巨財を保有していて、好ましいとは思えない晩年を過ごした有名人は

余りにも沢山います。



  しかし

 谷口雅春という方は数多( あまた )ある

「 巨財を保有していても好ましいとは思えない晩年を過ごし不幸な最後を遂げた著名人 」のなかから

敢えて

  なぜかジョージ・イーストマン氏を、ターゲットにして、わざわざ取り上げて
「 生命の実相 」というシリーズのなかで

 ジョージ・イーストマン氏は巨財を擁しながら、不幸な最期を遂げた、、

というようなことを

  確か、うろ覚えの記憶では「 生命の実相 」の携帯版4巻あたりで述べていましたので、
パラマハンサ・ヨガナンダという方の著書の研究も熱心にしていたのかもしれません。
  ジョージ・イーストマン氏はヨガナンダジと親交があって、

「 人間の永遠の探求 」という書でも、

この方( コダックの創業者であるジョージ・イーストマン氏 )について解説しつつ述べている章とページがありますので。



※( 「 人間の永遠の探求 」講話28 p224 )にその口述部分があります。
PS





 「 生命の実相 」につきましては、結構あれこれコメントを求められますので、


 全巻速読した後に執筆しました。

「 生命の實相( 日本教文社 谷口雅春著 )の速読

 あなたの読む能力を20倍に高める速読方法 」



ですが
「 あるヨギの自叙伝 」という書のなかには
「 生命の実相 」のなかで主唱している一元論を
要約し咀嚼し抜いているページがあります。


ちなみに
  「 生命の実相 」シリーズの約9000ページの一元論の主張やその克服すべき課題を、たった1ページで
 よりわかりやすく要約し切っているページは

「 あるヨギの自叙伝 」( 第一版 19刷 )第21章 ( P212 )です。
( 本当にビックリしました )

 このページに、生命の実相で主唱している一元論の考え方の前提条件について、
的確で濃密な記述がありますので、本(「 あるヨギの自叙伝 」)をお持ちの方で、こういうのに興味のある方は、ご覧になって確認してみられたらよいのではないでしょうか?





( 「 生命の実相 」9000ページをたった1ページで説明し、心身相関の原理も盛り込んで新しい観点から論じ抜いている箇所 )をご覧になるほうが、( こういうのに関心のある )読者にとって深く腑に落ちて、よいのではなかろうか?と判断しましたので、私が執筆した「 天風哲学との比較&図解まとめ記事 」は削除していましたが、思うところがあって、また復活させました。

やや長い記事ですが、こういうことに興味のある方はご覧ください。


 ( 追記で )



 「 あるヨギの自叙伝 」という書は、( 常識が吹き飛ぶような記述が多いことは否定しませんが )

とにかく、パラマハンサ・ヨガナンダのような方がほんの半世紀前に存在していた・・というのを知っただけでもよかったと申しますか・・

 
普段の生活の中で自身の心の状態を出来るだけ高い・・積極的な状態にキープしようと少し意識しているのですが、この書を時々紐解くことは、大きな助けになってくれているように思います。