読者の方からの質問にお答えしたなかで、考え方やらのヒントになりそうなものの一部を加筆編集して( 抜粋して )掲載します。

Mさん!記事掲載にご快諾くださり感謝します。


( ここから )



( 1通目 )

Mさま

お返事ありがとうございます。
岡崎です。

> 今日岡崎様にメールさせてもらったのはいくつかご質問させてもらいたい点があってメールさせていただきました。
> いきなりすみません。就寝前の命令暗示についてなのですが、あれは命令暗示をした後も6の体勢で自分の意識が落ちるまでいなくてはならないのでしょうか?寝返りなどをうってはいけないのでしょうか?




命令暗示は鏡を使って言霊( と自らの意志 )の力で理想に向けて自己意識を引き上げ( 高め )る暗示法です。

 意識が落ちるまで( 鏡の前に )いなくてはならないとかいうことはありません。




 これから寝ようとする直前に、鏡( あるいは手鏡 )に映じた眉間の奥に
焼け付くような真剣さで
言い聞かせて叩き込むということです。



 肉体感覚の動揺が鎮まりやすい( 神経反射を適切に制御、調節した )クンバハカ体勢にした正座で( 手鏡を用いて )もよいのではないでしょうか?

 
立位の場合は、6の体勢で腰をぐっと入れて行うとよいです。

> 後自分は命令暗示はお前は信念が強くなるで断定暗示は私は信念が強くなったとサイトに書かれてある通りやっているのですがこの場合、命令暗示と断>定暗示の言葉がお前と私で違いますよね、これでも効果はあるのでしょうか?




命令暗示は二人称で
鏡に映った我というのが聞き手の如き位置で


断定暗示は一人称( 自称 )ということですよね。

私の場合は、天風哲人が薦めていたとおりにやっています。

 就寝前に命令暗示( お前は信念が強くなる )という言葉を叩き込むことにより暗示の言霊で理想に向けて心を持ち上げ、方向付けして

朝起きたらすぐに

潜在意識領に刻印した言葉にまとわりついた積極的な観念を再度、( 私は信念が強くなった )
と断言することで、顕在意識に引きずり出して、水没した潜在記憶と潜在意識


そして、顕在記憶から顕在意識への連絡通路を強化する意義があるのだろうと思います。

 
 そうすることで、内在の( 天賦の )積極性から出てくる観念が顕在意識上に浮かびやすくなって、その言霊が積極的な力になりやすいようです。
( 実践を重ねていらっしゃる方は体感できていると思いますので説明するだけ野暮ですけど )



> 最後に自分が変わりたい原因は自分は人付き合いが昔から苦手で人と喋ってもすぐ言葉を飲み込んでしまったりするのですがこれもお前は信念が強くなるとの自己暗示をする事によって信念という確頼感によって克服出来るのでしょうか?それとも自分の場合はお前は人と楽しく喋れるようになるとかの方が良いのでしょうか?
>


 私の場合は、数年以上前から

この( お前は信念が強くなる )( 私は信念が強くなった )を
馬鹿のひとつ覚えで愚鈍に実行していますが

Mさんの置かれている情況に応じて臨機応変に、より好ましい振る舞いを促す暗示( 仄めかし )を
創意工夫してもよいのではないでしょうか?



  就寝前にクンバハカ体勢を決めてメンタルリハーサルをして


 朝起きて断言するというのを丁寧・・忠実に反復するだけで



 動じにくい自らというのが練られ創られて

  相手を慮る余裕や場というか雰囲気を読む力もつくように思います。



 

ちなみに


習慣化を加速する秘訣の記事にも書きましたように



以下の 「 誓いの言葉 」に掲げられた人間として平凡で当たり前ですが
実行するとなると意外に難しい・・



中村天風「 誓いの言葉 」



( ここから )


今日一日

怒らず、恐れず、悲しまず

正直、親切、愉快に

力と勇気と信念を持って

自己の人生に対する責務を果たし

常に平和と愛とを失わざる

立派な人間として生きることを

自分自身に厳かに誓います。

( ここまで )

これを朝起きてすぐ言い聞かせて心を充電することを為さっている方もいます。

かくいう私( 岡崎 )も( 別に天風会という団体に所属してはなくても )やっちゃってますけど( 汗
天風哲人の方法は上記の「 誓いの言葉 」( ミッションステートメント )が、しらじらしい絵に描いた餅で、おわり難い・・というか・・合理的で科学的にこれらの行為が自然に身につきやすくなる行法ですよね。


( 2通目 )




Mさま

お返事ありがとうございます。
岡崎です。


> 今は失敗する度にカウントを0に戻してやり直してます…カウントは0に戻した方がいいですよね?

 自分自身が納得するというのが大事で、心に引っ掛かりがあるのはよくないですから


 鋳型( 基礎、土台的原点 )を造るという意味でも

 カウントは元に戻したほうがよいです。


> その失敗というのは一つは携帯で岡崎様のサイトを読んでる間に寝落ちしたこと、もう一つは夕飯を食べた後、少し横になってたら眠るつもりはないのに気が付いたら朝だったのと2つです。本当に情けないです…この失敗が無かったらもう15日継続で岡崎様もご体験した通り14日目で朝起きると自然と就寝前の命令暗示の言葉が浮かんでくるはずなのに…自分は潜在意識の罠にまんまと引っ掛かってしまいました。

当たり前の些細な行為を淡々と・・しかし誠実に行うというのが
意外に難しいというのがわかっただけでもよいのではないでしょうか?


 焦らず弛まず実践を重ねていかれたらよいですよ。


>例えば自分なら信念が強くなるでなく人と楽しく喋れるようになるに変えた方がいいかもしれないと
岡崎様からのご返事を見て思ったのですがこれは今日から続けて40日、あるいはそれ以上続けて
もうこの言葉が自分の中で絶対の信念や自信となったらまたお前は信念が強くなるに戻してもよいのでしょうか?
>というのも人と楽しく喋れるでは例えば人生の岐路に立たされた時や崖っぷちの時(例:仕事でどうしようも無くなった時など)などに効果が無いんじゃないかと思いまして…。





戻されたらよいかと思います。
私は、中村天風という方を心から尊敬していますので
述書で天風哲人が為さっていた行為を数年以上前から忠実に

( 今でも )実践しています。 ( 我ながら倦まずに、よく続けているというか・・これもある意味・・あの情けなかった以前のへたれになってしまった私と水平比較してみても奇跡というか )


>
> …何か岡崎様にアドバイスをいただきたいです。
こんな自分でも変われるんだという…。わがまま言ってすいません。





「 成功の実現 」「 心に成功の炎を 」( 日本経営合理化協会 中村天風述 )は
公共図書館で借りるなり、購入するなりしてジックリお読みになってくださいね。

 上記の本( 原著 )は
 心身統一法を体系化した中村天風という方ご本人が、直接語っていますので、中村天風という方でしか伝えられない・・心身統一法の体系が
味読するうちに( コンテキストというか・・文脈から )滲み出てダイレクトに伝わってくる名著ですし

心読するうちに自然に文脈から浮かび上がってくる独特のメッセージ
がありますから。



( 3通目 )


Mさま

お返事ありがとうございます。
岡崎です。

> お返事ありがとうございます。
> こんばんは、岡崎様。やはりカウントは0ですか…先は長いですね…
>

気質傾向というか性質まで替えるというのは
体系的な方法を知らなかったら絶望的に難しいことでして一大プロジェクトです。





確信の鋳型というか原点の礎を造成する・・という意味でも
心に引っ掛かりなく実践を積み上げ自らに課した期間、きちんと約束を果たす・・というのは大事です。

自らの胸にじ〜っと手を当てて内省したら

 真摯・・誠実に取り組んだか?


   そうでないかは、すぐわかる・・というか

( 自らの本心は )欺けないというか・・嘘をつけませんから。


> FAQ4にも書いてあります命令暗示ですがこれは起きてる時(横になる、布団に入る前)にするのでしょうか?
FAQ4には観念要素の更改は枕に頭をつけてからと書いてありましたので、命令暗示は枕に頭をつける前
>(横になる、布団に入る前)にするのかなと思いまして…

おっしゃるとおりです。
自らを鼓舞し理想に向けて自己意識を引き上げる( 体勢と呼吸を整えた )命令暗示は

( 枕に頭をつけて )いよいよ寝入る直前( うとっとしたとき )に行っています。
 
就寝前というのは


自然の摂理で・・嫌でも

 自我境界線の心の膜というか・・抗暗示障壁が溶けていく時間帯


( 大抵は汚れてますが )本来的には目標達成の方法を閃かせたり発見させたりする

非常に高性能の頼もしき力のある潜在意識が暗示を受け容れ馴らし易くなっている時間帯ですから。




> …ですがこれでは一瞬で意識が落ちた場合、観念要素の更改もへったくれもないので
>もしかしたら自分のやり方は間違ってるのかなと思い質問させていただきました。

一瞬で有難く心地よい眠りに入ることが出来るなら・・それでよいですよ。

> でも起きてる時に少し眠たいぐらいじゃ脳にフィルターがかかって暗示が潜在意識に浸透しにくいんじゃって気もしますしそもそも日中眠い時にやるのは断定暗示では?などと思い頭が混乱している次第でございます。

おっしゃるとおりです。
日中に自らに( ささやき )言い聞かし断言する行為は
断定暗示です。

これは、朝起き掛け( ぼやっとしたとき )に、すぐに行っていますが

( 私の場合は )日中、機会をとらえて断定( 断言 )的に強く言い聞かせることもあります。



 自らの心に命令的に仄めかす命令暗示は、就寝前のいよいよ寝入る前

枕に頭をつける直前に
背水の陣で行っています。( 1日1回 )



> まとめると自分が聞きたいのは命令暗示は布団に入ってからやるのか
>、普通に起きて何かをしてて眠いなと感じた時にやるのか、という事です。

あくまで私( 岡崎 )の場合は、命令暗示は布団に入ってからはやっていません。

布団に入ってから意識がなくなるまでは、平和と感謝の尊く清い純真な
積極念に満たして寝入る( 観念要素の更改 )を行っています。


平和と感謝の尊く清い念に満たして寝入るのが


 ( 奔放で猥雑な雑念妄念に惑わされ気が散らされて難しい場合 )

  あるいは


 ( 懸案事項やらで心が悶えて想像というか連想を尊く清く制御するのが困難なとき )





枕に頭をつけたら


目を瞑って

少し微笑みの顔を造って 

エミール・クーエの

 あらゆることでどんどんよくなっている・・という( 言葉だけ )を心のなかで唱え響かせることに注意集注し

これを繰り返すことだけに意念を注ぎながら眠りにつくようにするのも・・方法のひとつです。




 



普通に起きて何かをしてて眠いなと感じた時に行う・・
あるいは、日中の機会をとらえて行うのは
( ご指摘のとおり )断定暗示です。



>あと自分は今、命令暗示を2回、天風先生のと枕に頭をつけてからやってい
>ますが、これも寝る前天風先生の今日一日〜を言った後お前は信念が強く
>なるなどと言っているので枕に頭をつけてから言う必要はないのでしょうか?

人それぞれだと思うのですが
私の場合は命令暗示は枕に頭をつけて寝入る直前に
鏡に映じた眉間に向かって1回のみ行っています。( 1日に1回だけ )

天風哲人の誓いの言葉

  今日一日、恐れず、怒らず、悲しまず・・正直、親切、愉快に・・云々は


朝・・意識が蘇って



最初に

ああ、生きてた・・ありがとうございます・・と心の内で感謝し


 私は信念が強くなった!と鏡に映じた眉間に向かって・・ささやくような小声で・・しかし真剣に

強く断言した後に
 
軽いクンバハカで

ちらと黙唱( 黙念 )して充填する程度です。


ちなみに自ら考案した

旭日光による観念要素の更改法は、今の季節は

断定暗示より後になっています。

夏場と違って

 朝、目覚めたときには、まだ日の出の時刻ではないですから・・。( 汗


 朝日の光による観念要素の更改法

※朝目覚めて・・私って何者??みたいな・・のが薄れていき・・

次第に通常意識( 覚醒意識 )に戻って


自我意識が形成され・・強固になる前に
とっとと朝の蘇えりの光を間接的に浴びて心を満たす・・ということ
です。





>サイトにも一回と書いてあるとおり自分が2回やっているというのは間違って
>いるのでしょうか?

間違いかどうか?は私( 岡崎 )にはよくわかりません。


「 成功の実現 」等の述書( 原典 )を読む限りでは、就寝前に1回のみ
( 背水の陣で )真剣に行う・・というような解説がありましたので
私の場合は、単純に、そのようにしているだけですから・・。( 汗

> それともこれら(天風先生のです)は一つの儀式で命令暗示はまた別に行なうのでしょうか?

あくまで私の場合は、ひとつひとつ氣を込めて
  丁寧にやっていますが・・また別に行ったりはしてないです。


> 後自分は仕事で夜勤があるのですが、例えば
今日なら16日の16時から翌日17日の12時頃まで
大体20時間働くのですが当然この間は寝てないですよね、これは
帰ってとりあえず2、3時間でもいいから命令暗示をした後速攻で寝て
>また起きたら断定暗示した方がよろしいのでしょうか?


それでよいのではないでしょうか?

私も、枕に頭をつけて、いよいよ寝入る前に自らを高め引き上げる命令暗示

起きたら自らに断言する断定暗示という上昇スパイラル・パターンは変えてないです。


> 最後の質問は神経反射の調節法(クンバハカ)についてですがあまり効果が実感出来ません。
> 昨日の夜勤でもクンバハカをしましたが相手の人の言動に耐え切れず
> 怒りを爆発させてしまいました…やってはいけないのが
> 分かっていながら自分の感情が制御出来ません。情けないです…
> 多分自分の潜在意識層がお掃除出来ていない状態でクンバハカを
> しているからいくら感情を制御しようと思っても、心の奥底にある
> 観念要素は消極的意識がたまりに溜まっている状態だから
> クンバハカをしてもそういう思いが浮かんでくるからかなと
> 自分は思っているのですがあっているでしょうか?


そうかもしれません。
あくまで私( 岡崎 )の場合の主観的意見で僭越ですが
くだらないことに怒ったり、怖れたり、悲しんだり、取り越し苦労してキナキナ
クヨクヨ悩むことが非常に難しくなっていますし、きちんと制御できてますので。( 汗






そういうふうな自覚が生じてきたのは

( 喉元過ぎれば熱さ忘れる )というか

もう何年も前で(うろ覚え)でして


( こんな根性無しのへたれに、もう自己改善なんて無理・・とほぼ諦めていたとき )
 
 述書を図書館で見つけてビックラして


10日くらいで今までにない( 手ごたえ )を感じました。


 その後


さらに実践を重ねて半年くらい経て後・・だったような氣がします。




 思考する領域の下層面の思ったり考えたり判断したりするための材料の供給源である潜在意識の
奥座敷から( 思わせる素の )消極的観念要素( 消極的思考原料 )が
とれていくと( 神経過敏にクヨクヨ思ったり、くだらないことに癇癪を爆発させたり嫌悪したり自己憐憫に浸ったりしたくても )思えなくなるというのは
どうやら本当のような気がします。

もちろん、心を揺さぶられそうな他人の言動やら出来事については

 否定的な波を受けな・流して氣の消耗を最低限に抑える

 神経反射の調節、制御( 人知れず・・こっそり、クンバハカ体勢にすること )や
深い呼吸を習いにすることも、くだらないことに怒ったり怖れたり嫉妬、憎悪したり自己嫌悪に陥ったり

煩悶したりという
消極感情の波を鎮め制圧するのに

奥座敷のクリーニング( 観念要素の更改を行う )のと併用することで

( 拍車的、加算的に )実務的に貢献する( 役立つ )かと思います。

> また潜在意識層がお掃除されていない状態でクンバハカをしてもどちらかというと
理性で感情を制御しているのかなとも思いまして…
> 理性に感情を制御する力はありませんもんね…
> 岡崎様は今の自分の文章(状態を見て)を読んで何が感情(自分の心)を制御出来ない原因と思われますか?




 心身を取り締まる
   意志の力の導通路が奥座敷の汚れによって

              根詰まりしているせいではないでしょうか?


ありきたりの回答ですし

エラソーに書いている私自身が
( 情報に対して無分別だったので )反省も込めて・・の弁ですが


 日々の生活で


見たり聞いたり読んだりする情報( テレビやらの映像、新聞やら雑誌・・書籍 )を目的に応じて、きちんと取捨分別( 取り締まることを )せず

( 無自覚、無分別 )奔放にし目茶目茶にしていたり




 交友する人をしっかり選ぶというか・・そういうのをきちんとしないと


  そういう( 無分別 )な環境やらマスコミやら書籍やら雑誌等の
視聴率至上主義の心を貶めるような映像やら音声の
好ましくない影響もあるでしょうし
( きちんと分別してセレクトしないと・・総じて・・残念なことに、よい番組やら好ましい雑誌が多くないので )


 あるいは

 交友関係という点でも


  心身をしっかり取り締まることのできる方


( 誠実な努力を傾けている方 )というのは



 体系的で科学的な方法を正当に・・きちんと知って、実践を重ねて日々新鮮な気持ちで向上に努めていなければ非常に難しいのではないか?と思います。


 それに




  決して( 悪意からではなかったとしても )
    好ましくない影響を与えるような言動とかからの感化( 感染 )等にも配慮( 取捨分別 )しなかったりすると



奥座敷が( 知らないうちに )じわじわ汚れていき( 思いたくないのに思ってしまう温床とも云うべき )消極的観念要素がうんとこさ溜まってしまいます。





まずは


寝入りばなを丁寧に尊い気持ちで寝入るようにして

奥座敷のクリーニングを重ねることに励んで言葉を積極化するように努めれば

  どこがどうということもなく、自然に統御( 自制 )力が出て

 生活が綺麗になってくると思いますので。


> ちなみに今回あまりに自分のした事が悪かったのか今日だけで立て続けに悪い事が2度も起きました。天風先生のいくら自分を弁護しようと運命は弁護してくれないという言葉が身に染みる今日この頃です。
>

この程度で済んでよかった・・と思うように「 思い 」を取り扱ったほうが
よいですよ。





( 4通目 )




Mさま


お返事ありがとうございます。
岡崎です。

> お返事ありがとうございます。
> おはようございますMです。
> そうですね、頑張ったかどうかは自分が一番分かりますもんね、

おっしゃるとおりです。
他人はあんまり関係ないし・・本心というかが一番よくわかるというか・・。

それに・・命令暗示や観念要素の更改・・あるいは断定暗示の言霊の力等によって
 自らの意志( と制御された想像 )で( 入念に )心のお手入れ( お掃除 )を重ねて
  ( 暴れ馬の )心を( 芯というか奥底から )調教し牧しつつ

   大生命の発電所というかとの繋がりを保ちながら

    自らの意志で自らを理想的に( 自己教育、自己責任で )

 より尊く頼もしく練り創っていくための時間というのは


1日のうち・・そんなに時間をかけなきゃならないものでもないです。

 そんな時間がとれるわけでもないし( 汗

> 別にその生活を一生やれ(もちろん一生やりますがここまで集中して、時間
>を削ってまで取組むのは最初の40日間だけだと思いますので…)という訳で>はないですし、今するべき事をするか後回しにするか、今の楽しみ(目の前の>娯楽)を先にして未来を不幸にするか、今頑張って未来を幸せに生きるかは
>どちらが自分にとって良いかは一目瞭然ですし。

3週間・・昨日よりも今日!の気迫で

気持ちを込めて連続実践したら・・やらないと気が済まないというような・・傾向的慣性力( 行為を促す追い風というか )が産まれるかもしれません。

> それで質問なんですがサイトを見て思ったのですが岡崎様は自分が何をやっても長続きしない…気付いたら元の木あみとサイトに書いてありますよね、ですが天風先生の方法は最初は2週間ぐらいのつもりがずっとやっていると書かれています。
> 岡崎様はどうやってこの最初の変化までの2週間を継続出来たのかなと思いまして…それだけ、色々と他の方法で頑張ってきた岡崎様には、天風先生の方法というのが衝撃的だったのかなと思ったんですがあってますでしょうか?


正確には

 中村天風( 三郎 )という方がいて激動期に波瀾の生涯を力強く生きたということも
知っていましたし・・天風先生の行法やらを解説したものも


 大学1年生〜( 20代前半の )社会人になりたてホヤホヤの頃から

 人生の素朴な疑問を解きたかったし


( 今から思えば )妙な劣等感・・だったと思うのですが・・劣等感を克服したかったため

 ( どもったりしてたこともありましたし・・ )


  精力的に読みまくってきた
( 我ながらよく読んだなという位に膨大な )読書リストに入ってまして


 ( 天風という方を扱った著者が執筆した解説本 )で知ってました。






( ただし、いわゆる・・実践を重ねる氣を興させた述書三部作は

機が熟していなかったのか・・

 このときには読む機会に恵まれませんでした )



他の著者が天風哲人のことを書いたり方法を解説した本を読んで





 どうせ浅薄なポジティブ思考でしょ・・

 天風という方は



すごい剛胆な方のようだけど

 クンバハカ・・ふーーん

肛門締めろ・・だってさ・・


ハッハーーーン




なーーーんてお下品なんでしょう・・

と( 当時は、愚かにも )


( その他の崇高な書に比べて )レベル低すぎ・・と思い・・数多く出版されている天風解説本では

肛門を引き締め( 肩を落とす )という・・これしきのちょっとした行為がメンタルにどんな反響を及ぼすかということに思いが行かず

潜在意識領が汚れる原因や汚れるとどうなるか?といったことや


( 心の奥座敷の )お掃除技法について

 論理的にも納得のできる解説






 あるいは




心身相関のことやら



真髄( 骨髄 )というか体系というか・・問題意識というか

浪花節というか・・メッセージというかが正確・・ダイレクトに五臓六腑の深くに落ちず



スルーというかパスというか( 汗

   ( 他の崇高な内容の書に比べて )レベル低っ!バッカみたい・・

 とバカにして実践する気すら起きませんでした。

( レベル低っ・・とか思っている当時の自分が思いっきりレベルが低かったことが当時、わからなかった・・ということです )

※この社会人になりたてホヤホヤ位の頃の( スルーパス )は今から思えば

  史上最大のまぬけというか馬鹿としか言いようがない大きな痛手・・痛恨のスルーでした。

( 数年というタイムラグを経て・・ストレス処理の誤りが健気に身体を守ってくれている物言わぬ植物神経にジワジワダメージを与えて、それが蓄積され・・調子というかバランスを崩していき・・勢いがなくなり・・しんけいかびーーーーん・・神経の腺が細いというかになって苦しむことになります ※その当時は理由がわかりませんでしたけど )


ちなみに


幾多の血みどろの激しい戦いやら生死の境というか修羅場を実際に潜り抜けてきた・・英雄の東郷元帥なんかは

 クンバハカを( 天風師に )教えられて・・


心底から感激し・・これをもっと前に教えられていたら・・目の前で大砲がドカーーンと炸裂したときでも動じなかった( 落ち着いた気持ちを保てた )だろうに・・と慨嘆し

クンバハカだけでも天風会に入った値打ちがあると驚喜したそうです。




 生死体験というか修羅場を潜り抜け磨き抜かれた東郷平八郎元帥のような・・群を抜いてえらい方は( 私と違って )情報に対する感受性も全然違っていたということなのでしょう。



 ※ちなみに


 東郷元帥なんかが入会していた頃の初期の天風会は、紹介者がいないと入れないし、メンバーも皇族方やら首相やらを初めとした・・要するにそういう方ばかりで・・( 月謝も )高嶺の花というか・・普通のサラリーマンでは到底月謝を支払えないような金額・・だったようです。
 ( 天風哲人は、カリアッパ師に出合って奔馬性肺結核を克服した後、大きな銀行の頭取とかしたり・・実業界で活躍しますが・・ある直覚というか衝動に駆られ・・銀行の頭取を辞めて・・財産全部を処分して上野公園やらで、おむすび片手に3ヶ月ほど大衆相手に大道説法してたら・・ひょんなことから・・〔 説かれている内容は、こんな場所で説くような安っぽい内容ではない・・〕というようなことになってしまい・・・庶民の手に届き難い・・高嶺の花方向にどんどん・・トントン進んでいってしまったようです )
 

( 今は、門戸が広く開かれていて、当時と違うようですが、値打ち自体が変わるわけではないですから  )










その後

( 恥ずかしながら )
これほど弱くなるのかっていう位・・私自身へたれになって


( 目標も見失い・・

      自信も喪失し

    摺りきれたようになって、克己心やら根気も無くなり
                    

         自己統御やら・・さらには・・気質改善なんて無理・・
        人生流されるまま・・ままならない・・と

               ほぼ諦めかけたとき )

 述書に出合ったかについても記事にしていますので参考にしてください。

 ( 動機はかなり不純です )


 ↓ ↓ ↓
知って実行しなきゃ26億円&10年以上人生損するかも?!


 本当は、文章では伝え切れない・・ゾッとするような苦悩というか・・遍歴というか

 もっと七転八倒・・忸怩暗澹・・ねっとり・・じっとりした紆余曲折がありますが・・・。

  
とにかく以前の私のように


読者の方に

 天風解説本を読んだだけにさせたくない・・と言いますか・・

伝えた後に理解し咀嚼し実践をしようがしまいが

         そこからは本人次第( 自らの意志と努力・・自己責任 )とは思いますが




この天風という方の心身統一行法の深い体系について

             
( 以前の私のように正確な・・真正な・・歪みなき響きが伝わらないで

      スルーをさせたくないというか )

   パイプにしてあげたいというか・・遮蔽したくないというか・・誤解をさせたくないというのもありますので



先ずは・・( 述書3部作 特に「 成功の実現 」「 心に成功の炎を 」)を読んでもらいたいと強く思っていますから。






> 差し支えなければ岡崎様が2週間、40日(40日は最初の2週間目の変化があったからだと思いますが…)続けれた理由を教えていただきたいです。
>


 述書3部作を静かに通読したときに

  初めて生きてくるフレーズや( 言語を超えた )何かのメッセージによって



   高校生の頃から

 いろいろ疑問に思っていたことやら積年の疑問の大半が
解けたからです。( 全てではないですけど )



それに

 実践研鑽・・研究( 重続 ) せずにはおれない


 ( 力強いメッセージ )と一目ぼれさせる魅力が述書( 「 成功の実現 」 他述書 )にはありましたし

  私も自己統御・・という点では、( 曲がりなりにも )10代半ばの頃から両親に腹が痛いとうそをついてこっそり断食したり・・( 今はそんなことは一切してませんが断食とかも相当にやったし )座禅的なことやら聖書やら仏典等の聖典研究とか含めて相当に熱心に求道まがいのようなこともしてきましたが 

    中村何某という方は・・私以上に・・絶望の底の底で喘ぐなかで悩み・・熱烈に心の統御を求めまくったというのが滲み出て・・胸にひしひしこたえるというか・・泣けてくるというか・・迫ってくるものがありましたので・・。

 



以下にも( 読者の方のご質問にお答えするかたちで )詳述しています。

自伝みたいなのを書けるほど私( 岡崎 )は
年配ではないし偉くはないですけど( 汗

私が抱いていた問題意識みたいなのやらは、少しは伝わるかもしれないし

読者の方が

 クンバハカ等の体勢制御で心を鎮めたり錬身による訓練的積極化を疎かにし



( 理想主義と極端な観念的・・空想的精神至上道徳主義 )に陥って
消化不良を起こし

 悲惨なことにならないように


( 真面目で良心的な方も・・真面目で真剣であるが故に( 逆に )陥りやすい罠というか )



 

 よくない見本というか反面教師にして欲しいところもありますので以下にも記事を書いてます。




本当はもっと本質的で深刻で重い問題定義もあるのですが

   それを書けるほどの力が( 今の私には )ありません。

 

  > やはりそうですか…いつもある程度までは怒っては駄目だ…幸せが逃げる…目標が遠のくだけだと思って制御出来るのですが、たまに突発的にその怒っては…という考えを忘れて、ただ目の前の事のみに腹を立て気付いた時(怒っては…を思い出した時)には、もう怒りをぶちまけた状態で後の祭り…その後後悔して自暴自棄になったり…というのが殆どでした…もちろんだからと言ってそれに甘えてはいけないと思いますが。
> 悩めなくなる、怒れなくなるというのは本当に素晴らしい境地ですね。早く辿り着きたいです。そのためには自己との戦いに勝つしかないですよね。
>

心というのは思ったり考えたりする働きをしてくれてますが

思ったり考えたり、あれこれ判断するのは表層意識の働きであって

思ったり考えたり・・あれこれ正邪曲直を判断したりすることの大部分は


水没した領域というか

思考するための心象材料を供給している潜在意識領に詰まった
観念要素( 思考原料 )に強く依存して影響されています。








ですので

 ( 情報に対する取捨分別も含めて )

 自己統御のミステークで奥座敷の汚れが蓄積していったら

 感じる力も衰えて

 意志の力が出にくくなって


 日々の生活に新鮮な喜びや感謝を感じれなくなって

希望もなくなっていき漠然とした不安と陰鬱・・に陥ったり


 くだらない・・つまらないことにプンプン癇癪を爆発させて怒ったり嫉妬したりするのはよくない

 あるいは

病とかに罹って心を暗く不機嫌にさせてしまい・・ああもこうもの未来苦労というか取り越し苦労してキナキナクヨクヨ心配して


 気持ち( 心 )を暗く嫌な気持ちにしてもしょうがないよ・・

そんなの精神衛生上にもよくないので思いたくない・・と

 


自覚できる心では


  そんなの止めたい・・( 思いたくない )よくないというのは
理屈で( 論理的には )わかっていても・・わかっちゃいるけど止められない

( 取り締まれない )のスーダラ節になってしまいます。




 また


 精神至上の理想主義で( 良心的 )観念的〔 空想的 〕道徳論者とかの場合は

人の強欲というか我欲、私欲というか・・邪欲というか・・煩悩的な本能満足的欲望というのも
意外に強くて侮れないので、その転換法をしっかりしとかないと

( 良心的で善良でありたいが故に
苦しむというか自己嫌悪というか内的葛藤に陥るというか )


理性心やら良心では、忠告は出来ても・・本能心を取り締まれないので

そのことにクヨクヨ、ジメジメああもこうもの煩悶をしたりします。




しかし
  





心の奥座敷から( 思わせる素の )消極的観念要素( 消極的思考原料 )が
とれていくと

( 個人差はあるかもしれませんが )



生活事実として

( 思えなくなる )というのは・・主観的意見でしかないですが

本当のような気がします。


それに


心の奥座敷のお掃除( お手入れ )を日々しっかり重ねていくと


 不思議に感じせしめる繊細な感性のアンテナというかの調子が回復し


たあいもないことにもふっと神秘に包まれて陶酔したり


 新鮮な・・ほのかな喜びやら愉しみ・・平安感やらが増えてくるばかりでなく

ありがたいなという・・ほのぼのしたやわらかい気持ちが1日のうちでも流れ込んで増えてくるというか。



それに

 自らの心身を取り締まって理想の我を創る・・原動力的力の

         意志の力が、どこからともなく出やすくなって



 まじでくだらないことにプンプン不機嫌に怒ったり
 癇癪を爆発させたり

  びくびくおどおど怖れたり


    ああだこうだ考えてもしょうがないことに熱悩し

      取り越し苦労することが


 ( やりたいと思っても )

  しぜーーーんに困難になって整理され易くなっていきます。( スーダラ節の逆バージョンになっていくというか )


 また


 粘り強く気を注ぎ、言霊の暗示力で自らの責任で自己教育していくことを続けていくと

生活がきれいになっていき


気質傾向というか性質までもきれいに変わって

静かで確かな自信が出てきて



心機転換も早くなるかと思います。





( 中略 )


出合う人やらも・・よい意味で変わってくるはずです。


高級なインスピレーションがあらぬ角度から煥発したりするようになるかもしれません。



> 旭日の光による観念要素の更改法やってみようと思います。


  
( 心が満足しやすくなるので )本能心が
整理されやすくなって         
過食・・暴飲暴食もなくなるはずです。

ただし


冬場( 今の時期 )は、夏場に比べたら
光はそんなに強くはないですし

 日の出直後くらいの時間帯でしたら

太陽と地球の空間位置と太陽光の照射( 入射 )角度の関係上

光は強くないですが




 それでも( 七田先生らが薦めているような )
         直視は避けたほうがよいかと思います。

目を傷める・・というか・・目が痛くなる場合があります。( ←実話です )

光を入れるときも頭を下げた状態で間接的に入れるというか

詳しくは以下のサイトページをしっかりお読みになってくださいね。

安全性を考慮して慎重に書いています。
( 閃いた後、あれこれ吟味するために1年以上ねかせてやっと公開してます )

朝日による観念更改法



> すいません…自分の文章が下手癖なせいで編集凄く大変だと思います。
> 自分の質問が他の皆様のご参考になるなら全然使ってくれて大丈夫です。むしろ自分の質問が他の人のお役に立てるなら是非使って下さいと、使ってくれてありがとうございますと言いたいです。
>


ありがとうございます。

すばらしい体験報告を心から期待しています。


( ここまで )