丹田呼吸の秘訣は出る息を長くし、息に真心を込める
ようにすることです






読者の方からの質問にお答えしたなかで、サイトとかの実践のヒントになりそうな
ものを一部( 加筆 )編集して掲載します。


Mさん!  記事掲載にご快諾いただき感謝します。



( 以下抜粋引用 )





Mさま

お返事有難うございます。
岡崎です。


> 1.クンバハカの際に丹田に力を込めるとあるのですが、なんとなく
感覚的につかみづらいので、肩を落としたのと、肛門を上げたのが
丹田でぶつかっている
> とイメージすればよろしいでしょうか?
>

 いえ、私の場合は

  想像はしていないです。

 丹田の仮想の一点に氣持ち( 注意 )を置く・・ということです。


 サイトやら小冊子にもあれこれ書いていますが

 クンバハカ体勢にしても結局は、自分自身の身体で悟らなければならないようですし



  説明すればするほど読者やらが迷ってしまうのではなかろうか?という危惧があります。

 そういう懸念はありますが



 性懲りもなく



もうちょっと具体的に解説するなら(^_^;)


 肩をすっと下げ腰を締めるという

    身体操作によって生じた刺激に心を集注して

       丹田( 臍下3寸 お臍に親指を当てて指4本目の薬指付近の仮想の内部のある一点 )に力を漲らせます。

 丹田の探し方は以下のページの後段をご覧いただければと思います。

 丹田の探し方



  顎をちょっと引いて胸を軽くふわっと開いて両肩( 横隔膜の位置も下げ )をすっと下げたら
   
    下げたときの微かな

   心地いい刺激の波紋が下方に伝わりますよね。


 その刺激と

  腰をぐっと締めて下丹田を充実させたときの

   心地いい刺激の波紋の収斂( 収束 )する身体内部の
     
   仮想点に

     肩が下がる刺激と腰を締めた刺激を追いかけながら

  すっと気持を下げて充実させる感覚です。


  また

   何かに集注しようと思った( 最初 )にとる

   絶対クンバハカは



  ぐっと仙骨を意念で圧しつつも骨盤を立てる感覚もあります。


 ちなみに
  



 以下の書籍の

112ページ〜113ページ

鉄布衫功 筋膜・腱・骨を鍛えるタオ気功

が仙骨を圧迫し立てるということの参考になるかもしれません。

ただし

日本人は、「 骨盤の後傾 」になりやすいようですし




骨盤周囲を支える筋肉や股関節をしなやかに柔軟にして身体を訓練的に積極化する
ことも( 身体の勢い )が心に影響しますので



例えば

草野コーチのコーチングブログというブログに書いているような




以下の操体のフォームとか


を週3日くらい2分くらいずつなさってもいいかもしれません。

※この姿勢が無理ならタオルを足に引っ掛けてもいいです


 あるいは前回のメルマガでも書きましたように

武将のポーズ ヨガ

などのフォームも



股関節の歪みをとって

腸骨筋やら

仙骨と股関節をつなぐ梨状筋やらも刺激されて

骨盤の後傾や

下半身の充実した力が上半身に伝わりやすくなりますから。

怒りを闘志に変換できるフォームのひとつではないかと思います。


このフォームをさらに変形させて

武将のポーズの5

を基本形にして



  例えば

 左手の掌を仙骨( 骨盤 )に置いて

垂直に立てるようにし


  背筋をじわじわ伸ばしつつ



  右手で右足のひざを押しひろげて

   股関節をじわじわ開くといいかもしれません。

 無理しない範囲でだらだらと


体内に溜まったこわばりを

   

     はあ〜っ・・ぷしゅーっとガス抜きするような

     ため息のような
         ゆったり・・のんびりとした吐く呼吸と連動させてみてください。




 私のサイトはルーシーダットンとかもあれこれ書いているページも
ありますが

  操体とかについては


  あれこれやってみてご自身の心身が楽になって
  
( しっくりくるもの )を発見して、丹念に続けられて様子を見たらいいかと
思います。



       


   秘訣は


   ★焦らないこと

    その行為自体をのんびり楽しむように為さったらいいです。

  


> 2.天風先生は、呼吸の吐くとき、吸う時に、お腹は気にせずクンバハカをせよとのことですが、吐くときに
肛門を閉めるはなかなか難しいです。吐くとき緩
> める感じでも良いのでしょうか?


重心が下にあって

  かつ

  氣が肛門から漏れていない・・

弛ませてない・・心地いい感覚で大丈夫です。


クンバハカに( 力み )やら緊張を感じたときは



肛門を軽く締めて

息を吐きながら

 前後にゆらゆら揺すって

椅子に重みをめり込ませるような感覚を味わうようにしてもいいかもしれません。






たまには
112ページ〜113ページ

鉄布衫功 筋膜・腱・骨を鍛えるタオ気功



に図解しているように


  ぎゅっと腹圧で骨盤周囲を硬くして吐くのもアクセントがあっていいですが・・。


  ( ちなみに
        天風哲人の心身統一法( 道 )は、仙道にもつながるなにかがあるでしょう。 )





  これはあくまで私( 岡崎 )の例ですが



  クンバハカをして丹田呼吸を静かにするときには

新鮮でおいしい氣が

  眉間の奥の松果体にもすっと入って


     印堂の奥の松果体→胸の壇中→ 太陽神経藪の命門 →丹田←肛門( 会陰 ) の鉛直方向に( 垂直な柱 )が立って( 揃って )
 臍の下のお腹が膨らんだりへっこんだりしながら滑らかにおいしい氣が出入りしている感覚です。
(  言葉で説明するのが非常に難しいです。 )

  丹田呼吸については以下をご覧いただければと思います。
  いい加減にやらずに( 丁寧に心を込めてほしい )ため、横隔膜のこととかあれこれ
                      かなり難しく書いていますが本当はすごく簡単です。

 出る息を長くし、息に心を込めるようにして吸う息を静かにするということです。

  あなたもよくご存知のように
   心と呼吸の関係も非常に深いですので。


  悩み事や心にわだかまりがあって、筋肉が悲哀やら苦悩を溜め込んで硬直していたら、深い呼吸がなかなかできません。

サイトに身体をやわらかくする操体のこととかを入れているのはそういう理由もあります。



   怒っている時、恐れたりしている時、悲しんでいる時、いらいらしている時、悩んでいる時も呼吸が浅くなりますよね。

   いつも浅い呼吸をして 

 かつ寝入りばなの観念要素の更改法等を熱心にしないで


    あなたのお道具の心やら身体の特別なお手入れをしないで・・それが累積していくと

   過度なストレスや良心に反し自然法則に反した不規則な生活習慣等が心身( 神経チャンネル )に自覚されないうちにジワリジワリと蓄積して

 筋肉が硬くなり血液の流れが滞るため
    頭痛や肩こりが慢性的になったりします。( ← 実体験です。 )

丹田呼吸のこと( サイト後段 )



3.天風先生は、何事も意識を明瞭しておやりなさいとおっしゃてますが、これがなかなか難しいです。
意識を明瞭にするとは、力むのとは違いますよね?取
> りあえずクンバハカで良いのでしょうか?やはり勉強するときは、平常心が一番かと思
> いまして。

 力むというより
 淡々と澄み切った心境を楽しむような感覚です。

   ただ・・やはり好・不調の波はありますので・・。


  それに

   難関試験の勉強で

    緊張感やら

       プレッシャーはあって当然だと私は思います。


( 中略 )


  試験勉強の調子がのらないときは

   図書館です。(^_^;)

   他人が勉強している颯爽・・勢いある雰囲( 氣 )をもらえばいいですよ。



>
> 4.天風先生は、消極的な気持ちをスッと積極的な気持ちに瞬時に名人のように変えなささいと申しています。
よく自己啓発なんかでまずは一度自分の置かれ
> た状況を受け入れなさいということが書いてありますよね?
これは、一度消極的→積極的になるときにワンクッション置いたほうがよいうのでしょうか?
>

  あくまで私の例ですが

  とても素晴らしい言動とかの場合は、すっと同調するようにし

    不愉快なこと・・共感できない消極的なこと( 言動 )やらには、すっと
  クンバハカにして俯瞰的に観るポジションにしたりします。
                
   天風先生は、消極的な気持ちをスッと積極的な気持ちに瞬時に名人のように

変えなさいとおっしゃってますし、熟練した技師が精巧な機械を扱うように心身を扱いなさい・・とおっしゃっていますが


   消極的な思いに同調しそうになったら

    私の場合は

 眉間に意識をすっと集めることで気持ちを積極的に振り替えるようにすることもあります。



  誤解しないでいただきたいのですが

    絶対クンバハカにするのは

      何かをはじめるときにこの体勢を意識し

          あとは無意識に任せて没頭します。

  




消極的な思いに同調しそうになったら

    私の場合は

クンバハカ体勢というのは重みを下に感じるだけにして
         改めて締め上げたりしないこともあります。



   また



 不愉快なことやら
   過大なショックを心が受けてストレスを感じた時やら


 過度なショック刺激によって、「 氣 」が上ずって大量に放出されそうになった時に

   すっとお尻の穴を締めて、肩の力を抜いて下ろし

    お臍の下辺りの丹田に力を込めるようにする「 神経反射の調節法 」を心がけていたら

 「 氣( 生命エネルギー ) 」が逃げにくくなったのか神経疲労というかが驚くほど減り
  ( 以前に比べてストレス負けしにくくなり )疲れを感じにくくなりました。

 ちなみに


「 神経反射の調節法 」はクンバハカとちょっとニュアンスが違っていて

 有事のときの心身防御法ですね。  

肩と下腹と腰を三位一体で連動させる身体の使い方で心を統御し
潜在意識ともつながっている大事な神経系統をストレス刺激の波の再反射から防御する方法です。

 


  さらには


     サイトに書いているように

      

   毎日就寝前の命令暗示で呼吸を鎮めて

    眉間をじっと見つめて体勢を茶道のように凛として心が燃えるような言葉の暗示を施すことを

     昨日よりも今日!の氣概で言葉に
           身体の体勢を込め、注ぐようにして淡々と続けていきましたら






     ( 眉間 )にすっと意識を集めるだけで気持をふっと積極的な方面に切替えれるようになりました。
     



眉間と言いますか眉間の奥の( 松果体 )は見えざる氣としての
 ( 霊魂の坐 )とも言われていますし
心身を要具として取り締まる統御力のある理屈抜きの生命の底から、すっと湧きあがる
 意志力煥発と何か関係があるのかもしれません。




 >  あれから、「成功の実現」と「心に成功の炎を」をすみからすみまで見ることが出来ました。
すっかり天風さんの虜になってしまいました。「
> 盛大な人生」も安定打座の6章と欲望編も読みたいと思って、図書館にて予約中です。


 このおじさんの本( 述書 )には、ハマリやすいですよね。(^.^)
 
 ちなみに

 この中村天風というおじさんは、地位欲やら名誉欲もなく


  文化勲章なんか糞食らえと言ってたほどでしたし

   表舞台にはあんまり出てこないですよね。


と言いますか



意図的に出なかったような( ふし )があります。





しかし



 そのお弟子さんの指導で活躍されている方は多いですよね。(^.^)



合気道の藤平先生は、ヤンキースの松井選手に( 氣 )の手ほどきをしたことでも有名です。

松下幸之助さんも

  世界的な企業に成長するずっと以前の( 小さな町工場時代 )に天風先生の講演を聴いていたようです。



ちなみに

合氣道の開祖とされている植芝盛平先生の息子さんが
植芝吉祥丸という方で
この方も天風哲人のお弟子さんです。

 そしてこの方は、あの王貞治監督に一本足打法を開眼させた氣の先生です。


 一本足打法も氣の概念がありますので。

スポーツ界やら経済界等

日本を現在元氣にしている方々の源流を遡っていくと

中村天風という方にほとんどがぶつかってしまうようですね。(^_^;)


以前、この「 おっさん 」について、あれこれ調べたとき・・

  なんなんだ・・このおっさん・・と驚いたことがあります。



> 個人的に繰り返し読むなら「成功の実現」かなと思っているので、繰り返し勉強の合間に
読みたいと思います。





 無料レポートに執筆しているような( 早口音読 )もいいですが

 一方では

 大局をつかみ

   言葉の風景の響きを視野を広げて楽しむ感覚で

 リラックスした

  ( 高速めくり )もいいですよ。

ずいぶん、以前( 2年位前 )に感じていたことなのですが

 SRS速読がなんとなく出来るようになってから



栗田博士の速読トレーニングを

「 成功の実現 」でひつこく単純反復をし


 これを毎日3分で高速でめくりながら

   速読することを100日くらいやって

いましたら

( 2年近く前 )


   本が心身にすっぽり入ったような感じになりました。


それどころか

  汎化作用が生じたのか



  これまで取り組んできた他の本( 地上最強の商人とかあれこれ )の大体がつながって

 心身に、すぽっと入った感じがします。

   心の仮想空間の中で、本をめくって肌触りやらを楽しみ、

その本の中に入って
     そこに書かれた映像的文字の言語風景を見て感じ
     喩えがよくないですが散策することが出来るような感じです。

だから・・どうした・・と言われればそれまで・・ですし・・

こんなことを書くと異常・・普通じゃない・・と言われそうで勇気が要りますが・・。(^_^;)



  今は、部屋に本がほとんどないです。( 滝汗 )




> 「真人生の探求」の3部作のシリーズですが、私は読んだ事はないのですが、あれは
天風さんが書いたやつなんでしょうか?内容がもうちょっと深いんです
> かね?

 そうです。

  このおじさん( 中村天風先生 )は本にするのを相当に嫌がったみたいですね。(^_^;)

 すったもんだした挙句・・執筆したみたいです。(^_^;)


 
 技術論が多く入っています。

 生活法など

  参考にはなるかと思います。

「 成功の実現 」他、述書で大局やらを五臓六腑に染み込ませたら
 すっと入りやすいと思います。





>
> 上記の2冊を読み、鏡を3つ購入しました。一つは自分の部屋の机の上、もう一つは、いつも携帯して
勉強の合間に、もう一つはベットの上に置いてありま
> す。天風先生に習って、消極的な感情が出てきたら、鏡で自分の眉間に向かって「困った事は起こらない、
私ならできる」等自分を勇気つけています。あと
> ボイスレコーダーに自分を鼓舞するような「私は強い力の結晶だ」等を録音して、昼寝を含めて寝るときに
倍速で聞いています。なかなか寝る前に勇ましく
> するのは、難しいのでそれを集中しながら聞き半強制的に勇ましい気持ちで寝るようにしています。

すごいです。

やはり鏡を用いたほうがコンプレックスが生じにくくていいみたいですね。

それでも多少消極的な気持ちは入ってきますが。あと鐘
> の音をこれもボイスレコーダーで収録し、いつでも出来るようにしました。男の私が
人前であまり鏡を使うの恥ずかしいので多少人の目はきにしますが、安
> 定打座も目をつむりますしね。
> ボイスレコーダ奮発して買いましたが、結構使えますね。

 そうでしたか。(^.^)
>
> 最近色んなことに自然に感謝出来るようになりました。多少代わってきたのかもしれません。
>


感謝っていいですよね。(^.^)


今回の記事は、少しはあなたの夢の実現にお役に立ちそうですか?

 少しでも、お役に立てば、嬉しいです。

 先週は、読者の方から



 岡崎さんは、ちょっとずつ進化している、ああいう巨大なHPやらを執筆して
一体何がしたいんですか?という趣旨のご質問がちらほらありました。


  これについては


  ( 心身統御の普通人的達人 )を増やしたい!というのがお答えの一つになるでしょう。

  
 また


  岡崎さんはサイトに書いているようなことを
     実践してどういった( 成功 )を成し遂げてきたか教えていただけませんか?

  というのもありました。(^_^;)


これについては、結構お答えに窮しました。(^_^;)



 あなたのほうが成功しているかもしれません。(^_^;)

 ( 成功 の定義 )ってとっても難しいですよね。(^.^)

  1000人いれば1000とおりの

  まちまちの答えが返ってくるかもしれません。(^.^)

  まあ、私( 岡崎 )があなたに自慢?できることがあるとすれば

 奥さんが魅力的で
    美人で子供が愛らしく可愛い・・元気いっぱい・・と言うこと( だけ )かもしれません。 ( AUCHI 自爆 ) (^_^;)
        

  あとは

   日々が朗らかで長閑でやわらかく

   ふっと愉しみや感謝を感じられるようになった・・

   日々に希望を抱けるようになった・・

 あるいは

  断行力が高まって

  粘り強くもなった


ということくらいでしょうか?(^.^)


私自身、( 功が成る )という( 成功 )という言葉より

 ( 成長 )という言葉のほうに強く惹かれます。




   以下のページも参考になるかもしれません。

 実践を助けるための質問箱

 冊子 「 たった21日間であなたの生活がよくなる! 」のご感想

   



  心身がクリアになって楽になり

  かつ強くなって

    人間関係も含めて周りの生活空間も明るくよりクリアで綺麗になっていくはずです。




   
今回の記事が

 


少しでもお役に立ったのでしたら嬉しいです。


出来るだけ、読者の方のご要望やらに沿った内容にしたいと思っていますので
 ご不明の点などありましたら気軽にご質問してくださいね。

 最近は、お返事がかなり遅れがちになったりしていますが・・。(^_^;)